これから僕の趣味であるバイクの整備、カスタムについて投稿していきます。
部屋の中にバイクのフレームがやってきました。。
この日から僕は2階の自分の部屋の中でヤマハの「WR250X」を1台のバイクとして走れるように組み立てていくことになります。
WR250Xを中古パーツで組み立てていく事に挑戦していきます!
なぜ自宅の部屋の中でバイクを組み立てる事になったのか。
まだWR250Xが完成した時に、2階の部屋から外に出す方法は考えてません。
品揃えが一番多いヤフオク!を9割使ったと思います。
その後10ヶ月という期間をかけて、無事にWR250Xのオーナーとなる事ができました。
どうしてこういう方法でWR250Xを組み立てるハメになったのか、今回の投稿はその第一歩です。
「WR250X」を選んだ理由
2017年夏、、僕が車で信号待ちをしていたところ1台のバイクが前を横切りました。
4サイクル単気筒エンジンの心地よいサウンド、軽そうで何処へでも行けそうな自由感、アクセルを開ければ鋭く加速しそうな戦闘的スタイル。
その圧倒的存在感に心を奪われてしまいました。
知り合いに聞いたりネットで調べたりして、そのバイクの正体が分かりました。
ヤマハの「WR250X」です。
当時の僕は市販車にあまり詳しくなく、WR250Xの存在すら知りませんでした。
4サイクル250㏄単気筒で31psもあり、ぶっとい倒立フォークなのに車体重量120キロ台という軽さ!そしてスタイリッシュなデザイン。
スーパーモタードというジャンルで、オンロードとオフロードの両方を走破出来る性能を備えたバイクです。
2007年~2017年まで販売されており、大きなモデルチェンジなく、僕がWR250Xと出会った2017年に生産終了されています。
10年もモデルチェンジされなかったという事は、よほど完成されたデザインとスペックだったんでしょう。
それからこのWR250Xについて調べていくうちに、また走り出したい欲望が止まらなくなってしまったのです(ここ何年もバイクに乗っていないので)。
ところがこのWR250Xは新車で70万円、中古でも50万円位が相場のハイスペックモデル、決して高収入ではく子育てにお金も掛かってくるこの時期の僕にはとても買えるようなバイクではありませんでした。
安価でWR250Xになれる方法はただ一つ!自分で組み立てる事
まず僕が考えたのは、ヤフオク!で中古パーツが沢山売られている事。
程度の良い物から悪い物までさまざまに出品されているので、程度が悪くて格安なパーツを自分でリペアしたり、磨き込みながら組み立てて、なるべくお金を掛けずに完成させたいと考えました。。
そうすれば1台分を組み立てても安価で完成できるはず、そんな根拠のない仮説を立ててました。
すぐには手に入らないけれどコツコツとパーツを集めて組み立てていけば、30万円くらいあれば完成できるのではないかと見積もりました。
この時は物欲の勢いだけで行動していました!
要らなくなったバイクのパーツを全てお金にWR250Xの費用にあてる
まずWR250Xのパーツを集めるための費用を作ります。
持っているバイクやパーツをヤフオク!で売りまくります。
ちょこちょこ河川敷を走らせていたYZ80もお別れ、割といい値段で売れました。
凄く速くて面白いバイクでしたがWR250Xの為になくなくサヨナラしました。
いままでありがとうYZ80!
トラックで次のオーナーの元へ運ばれて行きました。
何年か前に制作して乗っていたDT200WRのエンジンを積んだTDR50もバラして売ってしまいました。
恐ろしく速いバイクでしたが、ヤンチャ過ぎてこの歳ではもう乗れません。
DT200WRのエンジン、加工したフレーム、ランツァのチャンバーなどが次々に売れていきます。
もう古すぎてメーカーからは販売されていないエンジン系のパーツは意外と高く売れます。
持っているパーツの全てをヤフオク!で売って、すぐに目標金額を達成出来ました。
すべてはWR250Xのため!
軍資金を手にWR250Xを購入(フレームのみ)
そして断捨離した軍資金で、メインフレームとスイングアームを購入!
晴れてWR250Xのオーナーとなりました!?
メインフレームは書類付き8000円で、割と安く手に入ったのでラッキーでした。
ナンバーや保険の登録は、WR250Xが完成してからにします。
これから10ヶ月間、サービスマニュアル片手にWR250Xとの長い戦いが始まりました。
この記事の続きのPart2はこちらへ⇩。
バイク記事を始めるにあたって僕のバイク歴を紹介
バイクの乗り始め
16歳〜18歳ホンダNS50Fでバイクを乗り始める
原付き免許を取得して初めて購入したバイクでコーナーの曲がり方の基本を教えてくれました。
20歳〜22歳ホンダ88NSR250Rで椿ラインをひたすら走る
解体屋で事故車の2台を組み合わせて、10万円で購入したバイクでビックリするくらい速かった記憶があります。
22歳〜24歳RZ250RにRZ350Rのエンジンを乗せて椿ラインを走る
激レアなエンジンRZ350Rのエンジンを偶然手に入れて、レーサーのTZ250の足廻りを入れていたのでこの車両で草レースに出場するつもりでした。
レース時代
24歳〜ヤマハTZ125で筑波サーキットを走り始める
地元にあるショップの勧めもありついにレース参戦します。自分が一番速いと思って初参戦したレースは予選落ち、その後コテンパンに打ちのめされます。
25歳〜筑波選手権GP125に参戦開始
28歳〜国際ライセンスに昇格
29歳〜32歳全日本選手権GP125筑波大会やもてぎ大会にスポット参戦
ついに念願の国際ライセンスに昇格し、全日本選手権にも参戦しました。
32歳で怪我と資金繰り不能によりレース参戦終了
趣味として公道バイクに戻る
一般的な普通のライダーに戻ります!
33歳〜TDR50にDT200WRのエンジンをスワッピングして走る
42歳〜オフロード走行に目覚めYZ80で相模川の河川敷で練習
このYZ80の記事はこちらへ⇩。
なかなか普通のバイクライフを送ってきたとはいえませんが、とにかく走ることは好きで、走れない時もバイクがいつも僕を支えてくれました。
これからはWR250Xと共にゆったりノンビリした、ごくごく普通の(入手の仕方がすでに普通ではありませんが)バイクライフを送っていけたらと思ってます。
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