これは4年ほど前に僕がオフロード走行で夢中になって練習した、ヤマハのモトクロッサー「YZ80」の話です。
僕がWR250Xに乗るきっかけとなったバイクがあるのですが、そのバイクはYZ80と言うモトクロスレース専用のバイクです。
WR250Xの記事はこちらからどうぞ⇩

元々オフロードバイクには全く興味がなくオンロードバイクにばかり乗ってきたのですが、たまたまモトクロスのレースの動画を観ていたらヤマハのYZ125が走っていて、すぐにカッコいい!乗ってみたい!と思ってしまいました。
僕は乗りたい!と思ったら即行動してしまうので、その10日後には購入していました。
さすがにYZ125は予算的に購入できないので、その下位機種であるYZ80を「ヤフオク!」で6万円で落札!
ヤマハYZ80ってどんなスペックのバイク?
ヤマハYZ80は1973年から2001年まで販売されていたオフロードレース用のモトクロスバイクで、主に子供様に販売されたバイクでした。
YZ80LWというホイールの大きなバージョンも販売されていて、大人も乗れるサイズになっています。
僕の手に入れたYZ80は1992年式で、2サイクル単気筒で車重は70kg程、80ccなのに馬力は28psもあります。
YZ80のエンジンは排気量が少ない割に馬力が28psもあるので、4輪のカートのエンジンに使われたり、ロードレースのS80というクラスのエンジンに使用されてたりしていたのを記憶しています。
車体の重量が70kgととても軽くエンジンの馬力が28psもあり、更にモトクロス用でローレシオに設定されたギアなので加速はかなり鋭いです。
2001年からはYZ85として販売されていました。
ヤフオク!で落札したボロボロのYZ80を蘇らせる!
そして僕の家にYZ80がやってきました。
家の外に整備出来るスペースがないので、YZ80を走れるようにバラして組み立てる場所は二階の部屋の中です。
部屋だと電気もエアコンもあるし、ゆっくり夜でも落ち着いてレストアできそうです。

本当はYZ125が乗りたかったのですが、予算が足りなかったのと河川敷に運ぶ為のエブリィワゴンに入りそうになかったのでYZ80にしました。
まずはボロボロで動くかも分からないバイクを、走るようにしなければならないので全部バラシます。
ヤフオク!で落札したのでエンジンがちゃんと動くかも分かりませんので、壊れていればエンジンもバラさなければなりません。
フレームがサビサビでボロボロなのでヤル気がバンバン湧いてきました(笑)。

骨組みのバイクはいつ見てもカッコいいと思ってしまうのは、僕だけでしょうか。

フレームをキレイにすることから始めて、一つ一つのパーツをキレイにしながら組み付けて行きました。
オフロードを走らせてどうせボロボロになりそうなので、フレームの塗装はせず錆をとってタッチペンで塗るだけにしたのですが、以外と綺麗になりました。
サビ止めになれば十分です。

エンジン以外は走ることに支障が出るような破損はなく、ブレーキパットやオイル類やタイヤなどの消耗品は、新品を購入すればまともに走れそうです。
カッコよくなければ乗る気がしないのでカッティングシートで好みのカラーにラッピング。
WR250Xのカッティングシートでのラッピング記事はこちらへ⇩。


80ccとはいえモトクロスレース用のバイクは、めちゃくちゃカッコいいです!

とりあえず、エンジンはバラさずにそのまま乗せてエンジンを掛けてみました。

無事にエンジンも掛かりましたが、全く吹け上がらずCDIを交換しなければならないトラブルもあったりしましたが無事に完成。
タイヤも新品タイヤに交換しました。
YZ80はエブリィワゴンに積み込む事ができるのか?
YZ80はレース用バイクで公道を走れないので、トランポとしてエブリィワゴンに積めるのかを試してみます。

オフロードバイクは80ccでも、以外と大きいです。
積み込む車はうちのファミリーカーのエブリィワゴンで、セカンドシートを畳んで入れてみたのですが、高さも長さもギリギリのサイズ。
積み込む時はハンドルバーを一番低い位置に下げて、車に入りやすくしておきます。

なんとかギリギリ入りました。
125ccだと間違いなくそのままでは入らないと思われるので、80ccにして良かったです。

当然ラダーレールなんて高価な物は持っていないので、家にあった適当な木の板でYZ80を積み下ろしします。

細いバイクなので横幅はかなり余裕があり、工具や装備などは余裕を持って詰め込めそうです。

無事にYZ80をエブリィワゴンに積み込む事ができました。
後はまだ揃えていない装備類を揃えて、河川敷にYZ80を運べば念願のオフロード走行をする事ができます。
オフロード初走行の記事はこちらへ⇩

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