こんにちは、花うたです♫
カナヘビの卵が孵化する前は、「カナヘビの飼育は大変だから、赤ちゃんが生まれたら放すからね」と約束していたけれど…。
見たら、可愛いですからねぇ〜。
赤ちゃんていうのは、可愛い!
家族皆で「この3匹は…育ててみようよ…」という事になりまして。
いや、ほぼ私が面倒みるわけになるのですが、これはもう挑戦してみるしかないかと!
その代わり、その後に孵化してくる赤ちゃん達は、ちゃんと放すと約束しました。

環境を整える
大人のカナヘビと同じく、床材は赤玉土を敷きました。底が見える程に浅くではなく、底が見えない程度に敷き詰めました。
さて、カナー達(3兄弟まだオスメス判断つきません)との生活。気が抜けません!
とりあえず、3匹がどんな性格か分からないので、隠れる場所を沢山作らねばいさなりません。とはいえ、いちいちアイテムを置くのもお金がかかります。
枯れ葉などを敷くと、他の虫もついてきてしまったり、腐ってきてしまうと困ります。
行きついたのが、水苔です。
水分摂取とまではいかないまでも、いつでも湿度の高い所に行ける様に、そしてバスキング等で暑くなっても涼める程度に、常に霧吹きで濡らした水苔地帯をひとつ。
それとは別に、兄弟間で隠れたい時や、寒い時に丸まって入れるように、乾いた水苔地帯をひとつ作りました。
植物に登れる環境
小さいとはいえジャンプ力はあるので、脱走されたらアウトです。
なのでアイビーのアーチを作っています。日陰にもなりますし、ある程度隠れられるスペースは大切です。
水場
大人カナヘビがしていたように、水飲み場は作りました。それこそ、溺れないように、浅いお皿です。
アイビーからも飲んでいます。

そうして、大人と同じ様にバスキングなどしながら、上のケージで3匹は暮らしています♪
カナヘビは孵化後すぐに大人と同じ生活をする【餌について】
カナヘビの親は、トカゲと違い、卵を産んだらそのままその場から離れてしまいます。
つまり、卵は放置され、自然に孵った赤ちゃんはその時から自立して、餌とりを始めなくてはなりません。(2〜3日程度は何も食べなくても、お母さんからの栄養で生きていけるようです)
食べ物は成体と同じで活きている虫です。
が、なにせ口が小さいのと、顎の力は強くないので噛みちぎることはできません。
小さな虫しか食べられません。
小さな食べられそうな虫、または食べてくれそうなら虫の羽や足を切ったりして与えていきます。イモムシ等もチャレンジしていきます。
ヨーロッパイエコオロギ(イエコ)の場合は、Sサイズでも口に入りきらなかったり、イエコの動きに返って怯えて食べなくなってしまったりします。
最初はとにかく、根気よく小さめな動きの激しくないものをチャレンジし、それぞれの個体の好みを把握していくようにします。
また、3匹いると、よく食べる子と食べない子と…差がでてきます。
餌の取り合いもしますが、それ以前に強気の子は餌の時間になると、周りの子を威嚇したりします。
そして、弱気な子は賢くなり、強気な子がある程度食べて満足してきた頃までは隠れていて、様子を見ながら攻撃されないのを確認しながら餌を食べます。

我が家の子供達は、餌とりもしてくれますが、もっぱら遊び相手です!
私が近づくと餌を欲しがります。
カナヘビは、音とにおいで人を判断できるそうです。
赤ちゃんでも、生きる知恵は持っているろいうことでしょうね!
気長に観察していく事と、心の余裕で見守って…
そして、早くも1匹が尾切りしていました。
弱気な子でした。
一時期は余計に怯えやすくなってしまったりしましたが、空腹時でなければ追いかけられたりしていおらず、ちゃんと隠れるのも上手くなりました。
満腹時は他の子達の近くで絡んで遊んだり、寝る時に3匹でトカゲダマリならぬ『カナヘビダマリ』になっているので、今のところ敢えて他のケージに移す事はせずに見守っています。
その後も、新たに孵化していくベビーカナヘビ達…。

それぞれの性格もきっと違ったりして育てたら可愛いのでしょうが…。
さすがに3匹の管理だけで大変だと感じているので、それ以上の無理はせず、約束通り孵化して家族全員が挨拶したら、玄関で放しています。
どうか、元気に育っていますように♪
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