毎日毎日、やる事がどんどん溜まりながらも、まずは子供達の書類は早めに仕上げ!その他は何とか期限に間に合わせ…、しっかりした家事は食事と洗濯しかしていないかもしれない…。
そんな私です。
春眠暁をおぼえず…
季節の変わり目、特に春は色々とバタバタ。
寝ても寝た気がしない。眠い。
そんな中でも、カナヘビ達やイエアメカエルの“エメグリ”の飼育は毎日続いております♡
“動植物”なんて言葉がありますよね。
苺や牛乳パックでの栽培や、玄関前の花達も気にはなりますが、飼育は別格。やはり動物と植物への気の遣い方は違います。
そんな毎日の飼育を負担に感じたくない…。
むしろ、ちょっとしたストレス解消にでもしたい!くらいの気持ちで取り組みたいです。
今回は、我が家が飼育に対して愛情を感じながらも、ルーティンを作って簡単にアバウトにしているか…お伝えしたいと思います。
春とはいえ朝晩は冷える日もあるので、まだ耐寒の秋冬モードと変わらぬスタイルで過ごしています。
全体を順番に観察しながら管理
どんなに疲れていても、具合が悪くても、たとえ子供達の体調不良に構いながらでも…、飼育を続けてできる様に、カナヘビ達や“エメグリ”にも我慢してもらっていると思います。
まぁ、そもそもカナヘビは飼育されている事自体が精神的に負担かもしれないのですが。
それでも、常にそれなりのレベルを保ちつつも毎日必ずやるポイントをおさえて、継続する事を重視したいです。
①卵のチェック
やる事:『水苔に霧吹き』
実はヒーターを使わなくても、室温や保温シート等の影響もあり、早くもカナヘビ達が交尾してしまい、産卵しました。
カナヘビは、卵を産みっぱなしにするので、別のケースに移し替え、毎日卵ちゃんの様子を見守っています。
②餌となるヨーロッパイエコオロギ(イエコ)の飼育・産卵や孵化管理・餌として捕獲
やる事:『コットンに水やり』『餌やり』『餌にする分だけ捕獲(ダスティング)』
水飲み場、かつ産卵(孵化)の場となるコットンを常に湿らせておく必要があります。
また、産まれたばかりのイエコが食べやすい様に、ちゃんと常に足りる様にたっぷりと餌やりをします。それだけです。
フンの処理は毎回していられません。そこは諦めて、定期的に掃除すれば良い位の気持ちで!
ただ、脱皮の皮など大きく目立つ物はコマメに取っておくと良いかもしれません。
孵化と飼育のケースをひとつ。
大きく育ったイエコ(羽が生えてきたら…)は、元気そうなものを雄と雌を1:3くらいの比率で産卵用のもうひとつのケースへ移す。。
たくさん産卵したな…と判断したコットンは、孵化と飼育のケースに移す…。
この繰り返しで、様々なサイズのイエコを育てています。
イエコが足りない時は仕方がないので、Sサイズをネット通販で購入して、飼育の方のケースに加えています。この作業も、暇や心に余裕のある時にやります。
その日の餌に使うイエコについては、キッズカナヘビはS〜Mサイズのイエコが食べやすいです。大人カナヘビもMサイズまでですね。イエアメガエルは、M〜Lサイズないと、ピンセットで与えづらいです。
それを考慮して必要そうな量をポリ袋に入れ、カルシウムパウダーをまぶし(ダスティング)ます。
⇩詳しくはこちらをどうぞ⇩
③カナヘビ達の様子を確認
この時点では、カナヘビについてはまだ観察程度です。一番手が掛かるので、後回しです!
④イエアメガエルの様子を確認・管理
やる事:『霧吹き』(『ヒーターの強度調節』)
ここでは、温度と湿度をチェックして、大体湿度(70〜80%)が足りていない事が多いので、霧吹きをします。
フンをしていたら取り除いてあげますが、基本的にこの時間には観察のみです。
カナヘビを移動して陽だまりタイム
とりあえず様子を見て、その時に何か特別な変化があれば(産卵していたり、ケガをしていたり…)その場で対応しますが、何もなければ観察だけで通りすぎましたが、何より手が掛かるのはカナヘビ達です。
全体的に観察が終わったら、カナヘビタイムになるわけです。
位置の移動
我が家では、バスキングとぽかぽかな暖かさの為にサンライトを使っています。
大人のカナヘビとまだ1年経っていないキッズカナヘビ、どちらにもライトが当たるように、右側に置いてあった飼育備品用ケース(コロ付き)を移動させ、キッズカナヘビのケースを乗せます。
サンライトを当てる為に、蓋を開けます。
大人カナヘビのケース内の植物(大好きなカポック)は、入れたままだと上って飛んだら逃げ出してしまうので、ちょっと手間ではありますが、毎回取り出します。
状態の確認と共に最低限の飼育管理として…
それぞれに性格が違うカナヘビ達。
いつもの状態を知りつつ、病気やケンカのケガ等がないか、元気があるか?不安そうでないか?等を観察しながら、作業をしていきます。
フンを赤玉土ごと取り除く(掃除)
カナヘビはフンと尿を一度にします。なので、したばかりだと水っぽく取り除きにくいです。
赤玉土だと乾きやすく、乾いた状態だと取り除きやすいので、赤玉土ごとためらいなく取り除いていきます。
全体的に霧吹きをする
飲み水だけでなく、ある程度の湿度も必要です。
特に赤玉土を使っているので、乾燥しやすいので、霧吹きをしています。
水飲み場からより葉の上の方が水を飲んでくれるカナヘビもいます。
水飲み場の容器とスポンジを洗う
毎日…できない場合は仕方ないので水を足します。
フンが入っている場合もありますので、できるだけ毎日しています。が、「自然界でも色々なんだろうし…」と考えて、あまり気にし過ぎて負担にならないレベルで考えています。
カットしたスポンジを使うと、浅い水飲み場も溢れにくく飲みやすい様です!
餌やりに時間を掛けられない場合等に、このスポンジの上に、グラブパイを乗せる時もあります。
その場合は必ず一日に一度はスポンジもしっかりと洗います。
餌やり
基本的に、ダスティングしたイエコを与えます。
この時に、食いつきを観察しておくと良いと思います。
食欲がなさそうだったり、前日に与えたイエコが残っていたり…。ケンカしたりして怯えていたり…。
気になる時には、時間ができたら抱っこしてグラブパイを与えたりもします。
フンの量や餌の減りを見て健康を管理
とにかく、放っておけないのがカナヘビです。
一匹ずつの性格と食べ方等は気に掛けておくべきだと思います。
カナヘビの飼育について、バスキングライトの代わりにアサヒ・サンライトを使っている事等、詳しく書いています。
⇩こちらも参考にしてみて下さいね⇩
位置を戻し夕方〜夜モードへ
まだ外は明るくても、時間を決めてライトを消して、暫くしたらカーテンを閉めて、だんだんと環境が暗くなっていくようにしています。
夕方には寝始めたりするので、夕方までには元の位置へ戻します。
この時に、霧吹きをしたり、水飲み場の水の量をチェックします。
忘れずにイエアメガエルのお世話をする
イエアメガエルの“エメグリ”の主人は、我が家の次男なので、ほぼ次男に任せています。
2日に1度の餌やりも「夜行性だから、できるだけ夜にやる!」というので、同じ様に毎日の掃除も夜にやります。
水浴び用の水場の水替え
イエアメガエルは毎日水浴びをします。このお水を毎日取り替えてやる事が大事です。
体が入る容器にカルキ抜きしたお水を常に入れておきます。
2日に1度の餌やり
イエコを与える時は、ダスティングをします。
乾燥コオロギを与える時は、前以て乾燥コオロギとカルキ抜きした少量の水を器に入れてもどしておきます。
敷いているキッチンペーパーを取り替える
敷いているキッチンペーパーを毎日交換します。
水浴びをした後に乗っているので、乾いていてキレイに見えても交換です。
健康を保つ為に欠かせないことです。
温湿度管理(霧吹き)
温度と湿度を保つ為に、温湿度計を確認します。
温度はサーモスタット付きヒーターに任せるとして、霧吹きは必須です。
イエアメガエルの飼育環境やお世話については、⇩こちらも参考にして下さい⇩
最終確認しながら、おやすみなさい
夜に次男が“エメグリ”の世話をした後、全体をサッと見渡し確認しながら、シートのチャックを閉めます。
以上が我が家のルーティンとなります。
文字に起こすとたくさんに感じますが、慣れてしまうと作業自体は短時間で済むものです。
勿論、定期的にケージ(ケース)内を大掃除する事もありますが、毎日のお手入れを簡単でも要点だけつかんでやっておけば、良い環境を保てます。
肝心なのは、必要最低限な事の把握!『餌やり』『水やり』『温湿度』『衛生管理』そして、『観察』だと思います♡
季節ごとに注意点もありますが、我が家の仲間達が元気で過ごせる事を願いつつ、楽しんでいこうと思います!
コメント