僕のエブリイワゴンは右側のスライドドアが壊れているので、外から開ける事はできませんでした。
10年程この故障のままファミリーカーとして乗ってきました。
左側のスライドドアが開けば乗り降りはできるので特に不便はなく、右側のスライドドアは開かないものとして家族も気にはしていません。
なぜ開かなくなってしまったか分からなかったのですが、洗車している時によ〜く見るとアウターハンドルの中が割れているではありませんか!
アウターハンドルを交換すれば右側のスライドドアが開くかもしれない!と交換を決意したのです。
ずっと諦めていた故障なので、直ったら感動です!
よくよく調べてみると、エブリイのこのタイプのアウターハンドルは壊れやすいらしいです。
次の型のDA64からは対策されているみたいです。
スライドドアが開かなくなった原因はアウターハンドルの故障
まずアウターハンドルとは聞き慣れないパーツ名ですが、車のドアを外から開けるドアノブのことです。
下の画像がアウターハンドルで、赤◯印の所がみごとに割れてしまっています。
プラスチックの劣化が原因なのでしょう。
ここが割れてしまっては修理は不可能なので、アウターハンドルを交換するしかスライドドアを開ける方法はなさそうです。
10年間放置していたスライドドアの故障を直す為、DIYでアウターハンドルを交換してみる事にしました。
ディーラーなどに依頼したらかなりの金額がかかりそうです
アウターハンドルを交換する
新品は高いので中古を入手して交換してみようと思います。
ヤフオク!で探してみたところ、エブリィワゴンDA52W用の中古アウターハンドルが多数出品されていました。
色は黒だったのですが、即決で1000円と安かったので即落札。
かかった費用は、送料込みで2000円弱。
さっそく取り替えて見ようと思います!
アウターハンドルへのアクセスは車内からスライドドアの内張りを外す
アウターハンドルは車内の内側で固定されているので、交換するためにはスライドドアの内張りを外す事が必要です。
内張りを外すには、まず下の画像の◯印のインナーハンドルとウインドウスイッチを外さなければなりません。
ウィンドウスイッチは引っ張ってコネクターを抜けば簡単に外せるのですが、インナーハンドルを外すのにかなり苦労しました。
インナーハンドルの取り外しは自分も色々ネットで調べてなんとか外したのですが、簡単な方法は見つからなかったです。
You Tubeの動画などではウエスや定規を使って外したりしていて、参考にはなりましたがすんなり外す事はできませんでした。
インナーハンドルを簡単に外す方法は見つかりませんでした、、自分が不器用なだけかもしれません、、、
内貼りを外す時は、内貼り剥がしなどを使って剥がしていくのですが、持ってないのでマイナスドライバーに傷付き防止のビニールテープを巻いて代用しました。
内張りとドアの隙間にビニールテープを巻いたマイナスドライバーを差し込んで、ピンをテコの原理を使ってスライドドアの鉄板から抜いていきます。
下の写真の◯印がピンのある箇所です。
ピンを7箇所外したら、内張り全体を上にズラせば内張りが外れます。
内張りを剥がすと、スライドドアがビニールで覆われているので、アウターハンドルの所だけブチルテープからビニールを剥がしてアウターハンドルにアクセスできるようにします。
僕のエブリィワゴンはDIYでデットニング施工をしてあるので、ビニールはもう取り外し済みで、サービスホールを塞いだアルミテープを剥がしてアウターハンドルにアクセスしました。
エブリィワゴンのDIYデットニングの記事はこちらへ⇩。
DIYデッドニングでもすごく良い効果がでました!
アウターハンドル本体を付け替える
アウターハンドル本体の取り外しは下の画像のナット2箇所を外します。
下の画像の赤の矢印の部分です。
サービスホールに手が入りにくかったのですが、工具を駆使してなんとかアウターハンドルのナットを外す事ができました。
ナットが下に落下してしまうとスライドドアの中に入ってしまい取り出すことが難しいので、ナットが落下しないように細心の注意をはらわなければなりません。
2つのナットを外しら、アウターハンドル本体が外れて引っ掛けてあるワイヤーが外せるようになっているので、ワイヤーを外してしまいます。
ワイヤーが外れたらアウターハンドル本体を車両の外側から取り外します。
新品のアウターハンドルの取り付けは、取り外した逆の作業をすれば交換完了。
アウターハンドルの交換で一番注意したいのは、ナットを外す時も締める時も下に落とさない事です。
ナットをスライドドア内に落としてしまったら、拾うことは難しいです。
サービスホールの中にボルトやナットを落としてしまったら、カラカラと音がなってしまったりしそうなので絶対に落としてはなりません!
取り外しの為のサービスホールが割と小さいので工具や手が入りづらかったですが、色々な角度からアプローチしてなんとかナットを落とさずに外す事ができました。
そして購入した中古のアウターハンドルを取り付けました。
無事にドアが外から開くようになりました。
10年間も開かずのスライドドアだったので、スライドドア自体が車体にへばり付いていて最初は開かなかったのですが力技で開きました。
長年の放置でスライドドアがかなり固く重くなっていたので、スムーズに開くように稼働部分をグリスアップして完成です。
このくらいの修理でも、ディーラーや修理屋に頼めばパーツ代と工賃で1万円以上かかってしまうと思います。
簡単な車のメンテナンスや修理をDIYで行うと凄く安く済みます。
他のエブリィワゴンのDIY修理とメンテナンスの記事はこちらへ⇩
近年はインターネットのブログや動画などで車の修理の情報が多くアップされているので、かなりDIY修理もしやすくなりました。
まさか自分でスライドドアが直せるなんて思ってもみませんでした!
これからも色々な動画やブログを参考に、DIY修理やカスタムを楽しんでいきます!
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