いよいよ組み立てが完成し走行可能になった自作のWR250Xですが、試走を兼ねて200〜300km程の中距離ツーリングに行ってみました。
前回のWR250X初乗りの記事はこちらへ⇩。
今回のツーリングの目的地は自宅から200km程の場所にある「山中湖」。
自宅から片道約2時間くらい走る事になります。
WR250Xがどんなバイクか知りたいので市街地と高速道路と峠道、3つのシチュエーションで性能を堪能してみたいと思います。
今日のツーリングで一緒に走ってくれる相棒はTZR250SPR、言わずと知れたヤマハの名車です。
30年以上前のバイクですが、2サイクルエンジンで馬力規制前のバイクなので、エンジンのパワーはWR250Xよりも遥かに上です。
今どきあまり見かける事はなくなった2サイクルエンジンのバイク、カッコよくて速いです!
WR250Xで高速道路・街乗り・峠道を走ってみての感想
WR250Xの高速道路での走り心地
朝8時にTZRと集合して山中湖を目指します。
組み上がったばかりのWR250Xなので、マシントラブルがない事をひたすら祈るばかりです。
まずはバイパスから東名高速に入り、時速100キロ巡行で走ってみました。
5速ホールド状態でエンジン回転数が丁度いいです。
WR250Xはタコメーターがないので回転数はわかりませんが、高回転でもなくアクセルを開ければすぐにパワーが出せる一歩手前で100キロ巡行できます。
エンジンに負担をかけず、すごく心地よく走れる速度です。
エンジンの負担を少しでも減らしたいなら、時速90キロ位がちょうどいいと思います。
WR250X、高速道路も快適です。
車線変更も車体が軽いので思った通りに走れ、100キロからの追い越しもエンジンに余裕があるのでスムーズに追い越せます。
ただ巡行は100キロまでが良いです。
それ以上スピードを出すと回転数があがってエンジンに負担がかかってしまうので、エンジン的にも精神的にも負担が大きいです。
スピードとエンジンの回転数から推測すると、最高速は150〜160キロってところでしょう。
リッターバイクでバンバン飛ばすライダーには少し物足りないかもしれませんが、僕みたいに普通に左車線を走るライダーなら高速道路も十分快適に走れます。
あと車高が高いので景色がよく見えて気持ちがとてもいいです。
少し辛い事がフロントにカウルがなく、伏せていない乗車姿勢なので走行風圧をモロに浴びてしまいます。
風圧が少しストレスになりますが、80キロ〜90キロ位で走ればさほど大きなストレスではありません。
WR250Xは高速道路も充分に走れる性能を持っています
街乗りでもキビキビ走れるWR250X
街乗りでのWR250Xは最高に乗りやすいです。
車体が軽いので車線変更も楽ですしアクセル、クラッチ、シフトチェンジのバイクを動かすほとんどの操作が軽いので操作による疲れも出にくく機敏にバイクを操作する事ができます。
Uターン等の方向転換も、車体の軽さとハンドリングのお陰でとても軽快です。
WR250Xの街乗りで唯一よくないところは、すり抜けのしにくさです。
WR250Xはハンドルの幅がかなり長いので、すり抜けなど細いところが少し苦手。
信号待ちの渋滞などで一番前に出にくいです。
今日のツーリングでもコンパクトでセパハンのTZR250がすり抜けをすると置いていかれる場面が多々ありました。。
オフロードやモタード車は仕方ない事ではあります。
ハンドル幅が長いのですり抜けがかなり苦手なバイクです
WR250Xは峠でも速く走れる
いよいよ市街地を抜け、山道に入ってきました。
WR250X、登り坂でもバンバン登っていきます。
車体が軽いので峠道のような狹いコーナーでもクイックに曲がってくれます。
前後のブレーキも効きがよく、それを受け止めるフレーム、足回りもしっかりしているので安心してコーナーに入っていけます。
車体が軽いと色々なメリットをもたらしてくれます。
峠道でも高いレベルで走れて、コーナーリングが凄く楽しいバイクです。
少し気になったのが、フロントフォークとリアショックのストロークが大きいことです。
中古のフロントフォークなのでオイルの劣化かも知れませんが、オーバーホールするか減衰圧の調整で良くしていけたらいいなと思っています。
前後のサスペンションの動きが大きいので、高速のコーナーは少し苦手かなと思いました
WR250Xで初めてツーリングしてみてのまとめ
ツーリングの目的地の山中湖に到着しました。
組み立てたばかりのWR250X、なんのトラブルもなく300kmの道のりを走る事ができました。
これで、はれてWR250Xのオーナーになれた気がします!
WR250Xはどこを走っても楽しいバイクです!
高速道路、街乗り、峠道、どこを走っても車体とエンジンが気持ちいいです!
こんな楽しい乗り物ってあるんだって思ってしまいました。
WR250Xの新車価格が70万を超えていたのも納得です。
ブレーキ、エンジン、車体の全てが同調して、ちょうどいいところで一つにまとまってる感じがします。
このWR250Xを少しずつですが、お金をかけずカスタムを楽しんでいきます。
次の記事はツーリングには欠かせないスマホのホルダーと、マグネット式充電ケーブルの記事です⇩。
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