最近、DIYでデッドニングやタイヤ交換など、エブリィワゴンをコツコツ整備やカスタムしています。
エブリィワゴンのDIYデットニングの記事はこちらへ⇩
エブリィワゴンがどんどん乗り心地良くなってきたのですが、古くて見た目がかなりボロく、旧車感たっぷりです。
ボディーのサビや、プラスチック部分の劣化が至るところにみられます。
エンジンや機能は全く不具合がないのですが、見た目が廃車寸前の車に見えてしまうのが悲しいところです。
なので外装も綺麗にレストアしていきたいと思います。
まだまだずっと乗りたいのでメンテナンスは欠かせません!
先ずはフロントガラスの下にあるカウルトップカバーが白くくすんでしまっているので、黒く塗装してみる事にしました。
カウルトップカバーをつや消しブラックに塗装した結果、見違えるようにキレイになりました。
カウルトップカバーとは?
みなさんは車のパーツの、カウルトップカバーを知っていますか?
なかなか聞き慣れないパーツ名なので僕も知りませんでした。
カウルトップカバーとはフロントガラスの一番下にあるワイパーの付け根ににある黒いカバーです。
ほとんどの車にあるこのパーツ、カウルトップカバーやカウルトップパネルと言う名前で、黒い樹脂(プラスティック)で作られています。
しかしこのカウルトップカバー、年数が経つと、どの車も高い確率で色あせて白っぽく劣化していきます。
下の画像のように、僕のエブリィワゴンのカウルトップカバーが黒ではなくもはやグレーに劣化していってしまいました。
20年前の車なので仕方ないところです
カウルトップカバーは紫外線などの影響を受けやすく、劣化して白く変色してしまっていると、より年式の古い車両に見えてしまいます。
自動車メーカーも違う材質を使うとかしてくれれば良いのですが、昔からカウルトップカバーはつや消し黒のプラスチックで製造されている事が問題の一つです。
僕のエブリィワゴンも例に及ばず、かなり白っぽく色あせてしまいました。
一時しのぎとして、カウルトップカバーにポリメイトやタイヤワックスなど油分を塗り込めばあるていど黒く蘇るのですが、雨や洗車などの影響ですぐにまた白っぽく戻ってしまいます。
コーティング系は一時しのぎにしかならないので、思い切って塗装してみました!
なので思い切って、つや消しのブラックで塗装してみようと思います。
カウルトップカバーを塗装する
先日エブリィワゴンのホイールをDIYで塗装した時のつや消しブラックが少し残っているのでそれを使います。
ホイール塗装の記事はこちらへ⇩。
塗装するにあたって、マスキングするのは手間なので、カウルトップカバーを車両から外して作業します。
カウルトップカバーの取り外し
カウルトップカバーを外す前にワイパーとワイパーアームを取らなければならないので、ワイパーアームを外します。
ボンネットを開き、カウルトップカバーを留めているクリップが4つあるのでそれを外して、カウルトップカバーを剥がせば簡単に外す事ができました。
ウインドウォッシャー液のホースが繋がっているので抜いてしまいます。
塗装の下準備
汚れ落としを兼ねて塗装の食い付きを良くするために、カウルトップカバーを800番の耐水ペーパーで表面を慣らしていきます。
中性洗剤を薄めた水で濡しながらペーパー掛けすると、油分や汚れが取れて塗装の乗りが良くなります。
ここは手を抜かずに行わないと塗装のりにくいので、時間をかけてペーパー掛けをします。
塗装開始
そしてつや消し黒を、3〜4回に分けて吹き付けていきます。
つや消し黒は乾きが早く、20分くらい乾かせば2回目の吹付けができるので割と早く塗装が完了しました。
1回目の塗料の吹付けで、すぐに真っ黒になりましたが念のために2回目、3回目と塗料を吹いていきます。
あんなに白く劣化していたカウルトップカバーが、凄くキレイで真っ黒になりました!
新車のカウルトップカバーと言われても気が付かないくらいに質感もバッチリ!
つや消しブラックはムラができにくく垂れたりもしにくいので、不器用な自分でも簡単に塗装する事ができます。
早く車体に付けたいという思いを我慢して、しっかりと半日乾かします。
車体に取り付けた仕上りの感想
そして乾いた後に、車体に装着してみました。
メチャクチャ新品みたいな仕上がりになりました!
すごく黒色が引き締まって車が新しくなったみたいです。
新品に交換したと言っても誰も疑わない仕上りでしょう。
自分のエブリィワゴンじゃないみたいになりました。
カウルトップカバーを新品のようにキレイにするには、磨いたりするよりもつや消しブラックに塗装する方法が一番効果が高いと思います。
つや消しブラックの塗装は誰でも簡単に行えるので、何も難しくありません。。
みなさんもぜひカウルトップカバーを塗装して愛車を蘇らせてみてはいかがでしょうか!
コメント