最近、DIYでデッドニングやタイヤ交換など、エブリィワゴンをコツコツ整備やカスタムしています。
エブリィワゴンのDIYデットニングやの記事はこちらへ⇩

古いエブリィワゴンがどんどん乗りやすくグレードアップしているのですが、何せ見た目がかなりボロく、旧車感たっぷり。
ボディーのサビや、樹脂パーツの劣化が至るところにみられます。
エンジンや機能は全く不具合がないのですが、見た目が廃車寸前の車に見えてしまうのが悲しいところ。
なので外装も綺麗にリニューアルしていきたいと思います。
白くくすんだカウルトップカバーの塗装
今日はこのフロントガラスの下にある、カウルトップカバーとワイパーアームを塗装して綺麗にしたいと思います。


みなさんは車のパーツの、カウルトップカバーを知っていますか?
ほとんどの車にあるこのパーツ、カウルトップカバーやカウルトップパネルと言う名前で、黒い樹脂(プラスティック)で作られています。
しかしこのカウルトップカバー、年数が経つと、どの車も高い確率で色あせて白っぽくなってきます。


紫外線などの影響を受けやすく、このカウルトップカバーが劣化して白く変色してしまっていると、年式の古い車両に見えてしまいがちになります。
メーカーも違う材質を使うとかしてくれれば良いのですが、昔からカウルトップカバーはつや消し黒のプラスチックで製造されています。
僕のエブリィワゴンも例外に及ばず、かなり白っぽく色あせてしまってます。
一次しのぎとして、カウルトップカバーにポリメイトやタイヤワックスなど油分を塗り込めばあるていど黒く蘇るのですが、すぐにまた白っぽくなってしまいます。
なので思い切って、つや消しのブラックで塗装してみようと考えました。
先日エブリィワゴンのホイールをDIYで塗装した時のつや消しブラックが少し残っているのでそれを使います。
ホイール塗装の記事はこちらへ⇩。





塗装するにあたって、マスキングするのは手間なので、カウルトップカバーを車両から外して作業します。
カウルトップカバーを外す前にワイパーとワイパーアームを取らなければ外せないので、ワイパーアームを外します。
ボンネットを開き、カウルトップカバーを留めているクリップが4つあるのでそれを外して、カウルトップカバーを剥がせば簡単に外す事ができます。
ウインドウォッシャー液のホースが繋がっているので抜いてしまいます。


汚れ落としを兼ねて塗装の食い付きを良くするために、カウルトップカバーを800番の耐水ペーパーで表面を慣らしていきます。
中性洗剤を薄めた水で濡しながらペーパー掛けすると、油分や汚れが取れて、塗装の乗りが良くなります。
ここは手を抜かずにしっかりと行わないと塗装がのらなので、時間をかけてペーパー掛けをします。
そしてつや消し黒を、3〜4回に分けて吹き付けていきます。
つや消し黒は乾きが物凄く早く、20分くらい乾かせば2回目の吹付けが出来るので割と早く塗装が完了しました。


1回目の塗料の吹付けで、すぐに真っ黒になりましたが念のために2回目、3回目と塗料を吹いていきます。


あんなに白くくすんでいたカウルトップカバーが、凄くキレイになりました!
早く車体に付けたいという思いを我慢して、しっかりと半日乾かします。
そして車体に付けてみました。


すごく黒色が引き締まって車が新しくなったみたいです。
自分のエブリィワゴンじゃないみたいになりました。


そしてワイパーを元に戻して完成です。
このカウルトップカバーの塗装、古い車の見た目を蘇らせるのにはとても効果が大きいです。


錆びだらけのワイパーアームの塗装
次にワイパーアームが塗装がはがれてサビサビなので、サビ取りと再塗装をしてみる事にします。


廃車寸前の車の雰囲気がしてしまうワイパーアームです。


さっそく作業に取り掛かります。
エブリィワゴンのワイパーアームを外す作業はとても簡単で、付け根にあるナットを緩めれば外れます。
ワイパーアームを取り外したら、400番の耐水ペーパーでひたすら磨いて、表面のサビと汚れを落として下地を作っていきます。
元の塗装は全ては落としませんでした。


使う塗料はホームセンターで購入したラッカースプレー、300円で購入しました。


塗装でよく知られてるボディペンなどは1000円程してしまうので、300円のラッカースプレーだと助かります。
そして半日程して乾いたら、車体にワイパーアームとワイパープレードを取り付けします。


ワイパーアームのサビがなくなって、とても綺麗になりました。
少しツヤが出てしまいましたが、ツヤ消しブラックの方がいいかも、、、。
でも錆がなくなって、綺麗になったのでとても満足です。
こういう簡単で見た目の効果も大きい作業をのんびりできる日があると、車イジりは楽しくなります。
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