イエアメガエルにも日本カナヘビにも食べさせている、ヨーロッパイエコオロギ!もう「我が家には欠かせないイエコ!」という存在となっています。
つまり、イエアメガエルやカナヘビと共にイエコも飼育しているということになります。
今回は繁殖に挑戦する事にまでの経緯やイエコの繁殖の基礎知識について書いていこうと思います。
買っても買っても足りないからの脱出
繁殖させてみたくても、させる前に足りなくなり、いつも通販で購入しています。そしてそれを飼育しています。その繰り返し…。どうにか家で繁殖させられないだろうかと悩みながらも動けないでいました。
ネットでの入手では100匹単位が主流です。50匹でも購入できますが、比較的高値となります。購入するのを100匹増やすとしても、食べきれずに成体になるものが増え過ぎてしまうのも良くないです。
外来種ですので、無責任に増やしてしまうのは自分で処理しなければならないので避けたいし、かといって繁殖もしていかないと…。難しいところです。
イエコの飼育環境については、⇩こちらを参考になさって下さい。ちなみに現在では、床材は全く使用せずに育てています。
イエコの入手方法
一般的にペットショップではイエコは販売しておらず、フタホシコオロギ販売が多いです。
レプタイル系のイベントに行くのも、安価で沢山手に入れられるので良いと聞きますが、なかなかそれも難しいと思います…。
カナヘビにとっては、フタホシは硬いので好みません。イエコをお探しなら、淡水魚や熱帯魚を扱うアクアショップで手に入れるほうが死着保証があったりして対応も丁寧なことが多いです。近所に余程安く販売してくれるお店がある場合は良いのですが…、なかなかそれも難しいと思います。今のところ、ネットショップで手に入れるのが、送料を考えたとしても一番安く手に入る方法だと思います。
イエコについて(交尾・産卵・孵化など)
メスのイエコ1匹の産卵数は100〜200とされています。交尾後は寿命が尽きるまでどんどん産んでいくそうです。
環境(主に温度)によりますが、交尾後は大体2〜3日で産卵し、その卵は10日前後で孵化します。つまり、増やせる環境が整っていれば増やす事は簡単です。より慎重に考えなくては…と思ってしまいました。
そういった意味でも、孵化したてのイエコを飼育していく過程でもバランスをとらないと増やしすぎになってしまいます。慎重にならなければ、と考えます。
繁殖チャレンジのタイミングが来ました
いつもなら足りなくなりそうになったらネットで注文するのですが、秋から冬にかけての一時期、カエルもカナヘビも一気に食欲が減るタイミングがあり、やたらとイエコだけが育って大きくなっていきました…。
そして、どんどん大きくなり、カナヘビの口のサイズでは捕食できなくなってきた頃に…、なんと更に脱皮してイエコにしては硬い羽根が生えました!
イエコの成体の鳴き声
大きくなったイエコ達は雌雄の差が更にハッキリして、雄が鳴き出したのです!!
その鳴き声は、スズムシともコオロギともつかないような感じで、「チュチュチュ…チュチュチュ…」「チチッチチッ」という高めな綺麗な音でした♪
我が家では、夏の終り頃からシバスズ・マダラスズ・ハラオカメコオロギ・ツヅレサセコオロギ・エンマコオロギを飼っていました。室内なのでかなり長期間、虫の声を聞いていた訳ですが、イエコの鳴き声にはびっくり!偏見で申し訳ないのですが、欧米って大胆で大味な感覚があったのですが、イエコの鳴き声は予想よりも綺麗で華奢で…「鈴の音」と言いたい感じもあり。そこにも、びっくり!
まぁ…それが何百と鳴いていたら…それはそれで煩いのかもしれませんけどね。我が家では、初めてイエコの繁殖を始めました。
手探りでの繁殖環境作り
本当にできるのかも分からなかったので、とりあえず日本のコオロギ繁殖の感覚で、別の虫カゴに移動させて様子をみています。
とはいえ、イエコの産卵については、詳しく調べておらず…産卵場所の水分等もよく分からずに始めてしまい、とりあえず底にマットを敷いて、日本のコオロギと同じ環境で始めてみました。
でも、何にせよ、家で繁殖できたら、かなり経済的にラクになります!
これから、ちゃんと理想の繁殖方法を調べて、頑張ってみようかと思います!
その後の、飼育やイエコの管理について、またイエコの栄養価については⇩こちら⇩の記事をご覧下さい♪
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