ワイパーアームやカウルトップカバーの塗装を終え、かなり旧車感が消えてきたエブリィワゴン。
次に綺麗にしたいのは大物パーツのホイールです。
僕のエブリィワゴンが履いているホイールは純正の鉄ホイールではなく、購入した時から履いている安っぽいアルミホイールなのですが、塗装が剥がれて傷だらけになってきています。
という訳で、傷だらけになったホイールを、自分好みに塗装してみたいと思います。
ホイールは汚れやすいのと飛び石などで傷が付きやすいので、塗り直しができるようになるべく簡単に安く仕上げたいところです。
なので色はマッドブラック(つや消しブラック)にしてみました。
そしてマスキングの時に使ったトランプが物凄く便利だったので、その方法を紹介したいと思います。
ホイール塗装にトランプを使うなんて誰が考えたんだろう、すごく画期的!
なぜつや消しブラックを選んだのか
などの理由で艶有りの塗料よりもかなり時間と手間と費用を省けます。
艶消しブラックは塗装も簡単で、垂れにくくツヤも出さなくて良いので、薄く重ね塗りを何回も行えば素人でも綺麗に塗装する事ができます。
しかもムラができにくいというメリットもあります。
艶消しブラックのホイールも流行っているみたいで、わりといろんな車に装着されているのを見かけます。
どのボディー色にも合い、高級車や外国製のバイクにもよく使われていて、とてもカッコいいなと思っていました。
ホイールを艶消しブラックに塗装したら自分のエブリィワゴンがどんな感じになるのかすごく楽しみです。
エブリィワゴンのホイール塗装に必要な物
ラッカー塗料
塗料はAmazonで420mlで1242円の艶消しブラックのラッカースプレー。
車の塗装でよく使われるのがSOFT99のボデーペンなのですが、アサヒペンのラッカースプレーがAmazonで安かったので購入してみました。
450ml入っていて1242円なので、結構お得かと思います。
ホイール4本塗装するのに、どのくらい使うか分からなかったのでとりあえず2本購入。
耐水ペーパー400番
足付けのヤスリがけは400番の耐水ペーパーが1枚あれば十分で、汚れ落としと塗装のノリをよくする為にホイールを耐水ペーパーで磨きます。
マスキングテープ
DAISOで購入できるマスキングテープで、エアバルブやブレーキディスクに塗料が付かないようにマスキングする時に使います。
DAISOの100均トランプ
なぜトランプ?と思われるでしょうが、実は今回の塗装で大活躍してくれます。
もちろんDAISOで100円。
ゴミ袋45リットル10枚くらい
ホイール内のブレーキディスクやキャリパーのマスキングマスキングに使います。
ホイール塗装の下準備にトランプ?
真ん中のホイールキャップを外し、全体を400番の耐水ペーパーで表面をならします。
元の塗装を全部とらず、表面をザラザラにするくらいで十分です。
ブレーキ関係に塗料がかからないように、ホイールの隙間から100均のゴミ袋を詰め込みます。
エアーを入れるバルブは、マスキングテープでしっかりとマスキング。
そしていよいよトランプの出番。
タイヤとホイールの間にトランプを一枚づつ挟んでいきます。
このトランプのマスキング方法はけっこう有名で、ブログやYou Tubeで多くの人が実際にやっていたので、試しに僕もやってみる事にしました。
なんだろう、この見たこともない光景は(笑)。
この方法を知るまでは、自分のエブリィワゴンのタイヤがこんな姿になるなんて夢にも思わなかったです。
近所の人の目がとても気になりましたが、やってみました!
つや消しブラックで塗装を開始
トランプとトランプの間に隙間がない事を確認したら、一回目の塗料を吹き付けていきます。
ご近所さんの目が気になりまくります。
スプレー塗料を吹きつけてみて分かるのですが、このトランプマスキング凄くいいです。
タイヤや周りにまったく塗料が飛び散ったりしませんし塗料の無駄使いも防げます。
少しでも車体に塗料が付きたくない方は、念のためにボディにもマスキングをした方がいいと思いますが、僕の場合はホイールにスプレーしても車体に塗料は付着しませんでした。
誰が一番最初に思いついたんでしょうか、このトランプマスキング。
ほんとに、その発想が尊敬できます。
艶消しブラックの塗料は10分程すると表面が乾いてくるので、艶がなくなったら2回目、3回目の塗装をします。
そして4回目の塗装で終わり、真っ黒にホイール塗装が完了。
なかなか上手く塗れました。
4本目のホイールを塗ってる時に少し風が出てきたのですが、やはり風が出てくるとトランプが飛びます。
塗装の基本ですが、できれば無風の時に塗装した方がいいと思います。
そして30分程で表面かしっかりと乾いたら、トランプとバルブやブレーキのマスキングを外します。
キレイに仕上がりました!
ホントに艶消しブラックはタレないしムラも出にくいし、乾くのも早いので塗装しやすいです。
ホイールを乾かしてる間にホイールキャップも塗装しておきます。
そしてホイール4本塗装完了!
ホイールキャップも元に戻しました。
いや〜!見違える程キレイにカッコよくなりました。
元々デザインのカッコいいホイールではなく、気に入ってなかったのですが、色を変えたら凄くイメージが変わりカッコよくなりました。
車体に付けたままのホイール塗装だとマスキングが大変だと思うのですが、今回実践してみたトランプマスキングを使えば簡単に塗装する事ができます。
平成12年式のエブリィワゴンが見違えるように綺麗になってきました!
次は、これをやれば劇的に見た目が良くなる「ウィンドウモール」の記事です⇩。
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