学校が休校の間、それでも我が家の息子達は何故かキャッキャと暴れては喧嘩して…。
とりあえず笑って過ごしていました。
今回は、そんな中でカナヘビが家族として加わり急激な変化をしていった流れと、その後にカナヘビライフにはまっていく私をお伝えします。
子供の好きな事を伸ばしてやりたい親心
虫好きな次男坊は、仕事が休みの相方(陽だまり)を従えて虫採りに!
いつも、虫を持ち帰ってきては、その名前や生態を図鑑で調べたりはするけれど、実際の面倒となると、やはりまだ一人では難しいので、私も一緒にやる事に…。
これまでも、巨大なアメリカザリガニを捕まえてきたことがありました。大量の卵を抱えているのに弱っていて。
私としても、自分が一緒にとってきた生き物ではないので手を抜けず必死になり。
母体が数日で死んでしまったので、歯ブラシを使って母体から卵を離し、ザルの中に水草と卵を入れ、下からエアレーションで新鮮な空気を送り…、奇跡的に5匹の稚ザリが生まれましたが、その後は共食いやら原因不明やらで1匹になってしまい。奇跡からの絶望やら感じながら、元気な1匹はだんだんと稚ザリから子ザリになっていきました。
(現在では、ザリガニの飼育や放流は禁止されています。その後、残念ながら残りの1匹も亡くなってしまったので、お庭に埋めました。)
この様に虫だけならまだしも、よく虫以外も捕まえて持ち帰ってくる事があるのです。
相方よりも私の方が虫やその他の生き物についての抵抗がないので、次男に付き合うのは主に私です。飼育もなるべく次男にやらせつつ、忘れそうなら声掛けをして…。調べ方が分からなかったり図鑑に載っていなかったら、一緒にネットで調べています。
好きな事を伸ばしてやれる環境があるならば、多少我慢してでも一緒に楽しんで共感してやりたいと思っています。
転機が来た日…
ある日のこと、あるモノを持ち帰ってきたのです。
大喜びで帰宅した次男坊と、相方。
その手に持っているケースの中には…。
カナヘビ(過去の尾切りの痕があり、まだ幼気が残るメス)がいたのです!
続いて、近所の方がそれを見て「あ、うちの庭にもいるよ!」と言って去り、数分後に家のインターホンが鳴り、「ほい、あげる!」とカナヘビ(後から分かったけれど、オスでした!)を文字通り手で持ってきてくれたのです。
爬虫類は好きなので、嬉しいのですが…。
何故か手放しに喜べない私もいました。。
想像通り、大人の私が頑張る事に!
その日から、私の生活は変わりました。
カナヘビについて、生態や環飼育境や必需品を調べ、なんとかなるべく安価な状況下で育てていけたら…と工夫を考える日々。
そして、餌探しと餌やりの日々。。
とりあえず、登って出られないケージを買い、餌の確保に専念しました。
とにかくカナヘビを捕まえてきた場所でとれる虫!虫!虫!手当たり次第に与えてみて様子をみる。
バスキング(日光浴)が必須という事で、日照りの良い日には一定時間の日光浴!
のぼれる木や隠れられる場所作り!
どうしても餌をとりに行けない日もあり、遂にはイエコ(ヨーロッパイエコオロギ)を買い(つまりは飼い…)。。
それに加えて、餌とりに行ったはずの次男坊が、新たな虫を捕まえてきては飼育ケースで育て始め…。
「じ…時間が、た…足りないぃ〜!」
「私は今、何の面倒をみているの!?誰のごはんを用意しているの??」
と、慣れるまでは目が回る様な日々でした。いや、現在もまだ子供達や自分の事、どんどん増える虫達に目が回っています。
カナヘビの沼にハマっていく
個体差(性格の差)の魅力
それにしても、カナヘビにも、いや…「カナヘビには!」と言いたい位に、ごはんの好き嫌いや個体によっての性格の差がある事が分かりました。
その後、産卵から孵化した子供達も、それぞれ性格が違いました。
ビビりだったり、怒りっぽかったり、我先に!としてみたり、用心深くて自分の餌を横取りされないように一番最後に餌を貰うようにしたり、噛まれても噛まれても餌を譲ったり優しくエスコートしたり…。
びっくりするほどに、性格が違って、まるで人間レベルの知能があるのかと思う程です。
繁殖からの赤ちゃんの魅力
また、成体のオスとメスなので当たり前ですが(時には、ペアにより当たり前ではない場合もあるようですけど)、後尾→産卵→孵化をする事となり、何匹もの卵の管理をし、孵化も見守る事ができ、ベビーカナヘビが可愛いのなんの♡と…どんどん沼にハマっていくような状態になりました。
最初は次男坊が捕まえてきたのだけれど、気付けばすっかりカナヘビの魅力にとり憑かれてしまった私がいます。
カナヘビの存在が当たり前になっていく
今後は、色々と試してみた結果、辿り着いた『カナヘビの飼育環境作り』や『卵の管理から孵化』などについて書いていこうと思っています。
めちゃくちゃ忙しい日々となってしまいましたが、家の目の前の藪も、もはや我が家の様に毎日通っているので、『おうちタイム』を過ごすには良かったのかもしれません。
その後について
飼育環境を整えるにあたって、飼育方法や観察をお伝えしていければ、と思っています。
カナヘビの飼育環境については、こちら⇩に載せました。
カナヘビの産卵から孵化については、こちら⇩に載せました。
常にその時その時に合う環境や、便利な物や揃えやすい物、改善していく点などが出てくると思います。
カナヘビ飼育を考えている方や、突然カナヘビ飼育をすることになった方へのお役に立てる情報になれたらと思っています。リンク先も是非ご覧下さい!
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