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大人のカナヘビの方が冬越しは難しいのか 〜抱いて餌やりしています〜

飼育

今年の秋、風の強い台風がなかったお陰で、関東では例年よりも紅葉がとても綺麗と聞きます!長男も学校の修学旅行で「紅葉が綺麗だった」と言っていました。

我が家では、目の前の藪から落ち葉がひっきりなしに落ちてくる季節が近づいて来ました。枯れ葉を掃かないでいると、玄関が埋もれてしまいます。今年もきたか…

ただ、一度秋が深まってきたかと思ったら、暫く季節外れの暖かさが続いたり…。なんだか、初めての越冬を迎えるミンナ(爬虫類・両生類・水性生物達)の様子が心配で、やっぱり気持ちが落ち着きません。

カナヘビは弱った姿を見せないからこそ要注意

そんな中…食欲が落ちてきていたカナヘビ成体の雌“ニシタ”が、数日全く食べていない事に気付きました。

とはいえ、爬虫類は(臆病が故に)弱っていても、弱った姿を周囲に知られないような態度をとります。身を守る為に…でしょうね。空元気なのか、はたまたあまり食べなくても大丈夫なのか…。それさえも分かりづらいです。

冬眠させずにカナヘビを育てる
こんな器用な事ある!?頭に赤玉土を乗せているニシタ(♀)発見!

食欲不振の原因は何だろう…

食べなくなった原因は、分かりません。ただ単純に温度が低いからかもしれませんし、産後疲れなのかもしれません。ただひとつ、もしかしたら家にいるイエコが大きくなり過ぎてしまい、捕まえのに何度も失敗してしまったから…というのが大きく関係していたかもしれません。いや、全部合わさって今回の状況になったとも考えられます。

ニシタの事をいつも気にしている雄のニッチャンも食欲が落ちていましたが、同じ頃に2日ほど全く食べていない状態だったので、焦りました。試しにイエコの後ろ足を切って与えてみたところ、1日に2匹程度は食べるようになりました。ニッチャンはかなり苦手意識がつきやすいですが、自力で食べられるようになり一安心でした。

でも、ニシタは自力では食べようともしません。。

思い切って決断!ストレスor栄養不足?選択するのは私しかいない!

ニシタが食べようとしないので、仕方なくイエコを切って中身だけでも舐めさせてみました。

ピンセットで顔の前に見せると、少し舐めますが、少し舐めては動き回ってしまいます。つまりピンセットで追うことになってしまうので、もうストレスに感じてしまうだろうけれど食べないよりはマシ!仕方ないと諦め、ニシタを手で抱きながら、食べさせてみる事にしました。

嫌がっても少しずつ少しずつ与える事を諦めないで…

最初は、捕まえられるのを嫌がって、何度か下りようとしました。ただ、捕まえてしまえば暫くは比較的大人しくしています。

抱きながらピンセットで与えた初日は、こちらも恐る恐るでしたが、細かく切ったイエコを1日で1匹弱食べました。

舐めては目を閉じ、舐めては目を閉じ…の繰り返しの中で、半強制的にタイミングを合わせて口に入れて食べさせる感じでした。でも、日数を重ねる毎に、抱かなくてもイエコをよく舐めるようになったり、小さくしたイエコを舐めて、自分から食いつく事も増えてきました。

手に包まれる事にも慣れてきました

少しずつ、その日の状態に合わせて…、でも順調にイエコを食べる方向に向かっています。大きさも、少しずつ大きめ切ってみたりして、お互いが慣れてきた事で、時間も短時間で食べるようになっていきました。

(食べさせている間、ニッチャンがソワソワしているのが、手に取るようにわかります。そして、ニシタを戻すと、舐めたり体を絡めたりして確認しているニッチャン。なんだか心配症な人間みたいに見えてきます♡)

ただ、いくら小さなイエコでも、捕まえて抱かないとまだ食べません。まさか、抱きグセがついたのでしょうか?

なんにせよ、今後も継続していきます

だんだんと空気が冷たく冬の空になってきました

食べさせる事が毎日となり、正直に言えば「負担でもあり、何より心配です。」でも、ニシタを抱く事(ニシタが抱かれる事)も慣れてきて、毎日ひたすらピンセットでの食事を続けています。

冬なので元から食欲も減るのでしょう、今はイエコS〜Mサイズを1〜2匹程度食べる日々です。ウンチの様子も見ながら、少しずつ自ら捕食できる状態に近づけていけたら…と願い、頑張ってみます。

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