イエアメガエルは定期的に裏側を見よう 〜健康管理はお腹の観察から・赤足病について〜

飼育

こんにちは、花うたです♫

イエアメガエルのエメグリと共に暮らす様になり、餌やウンチの問題も解消し(悩んでいたときの事はこちらに記してあります)、その後も毎日の様にチェックしている事!

それは、裏側(お腹側)を見る事です!

時には、ミリオンバンブーの土がついたり、いつくっついたのかコオロギの足がついていたりもしますが、何より体や手足がいつもの健康なときの色かどうかを確認しておく事が大切だと思うからです。

今回は、『足赤病』という病気と、お掃除などの環境管理について、書いていきたいと思います。

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赤足病とは

【正式名称】
細菌性皮膚敗血症』と言います。

足赤病は、細菌が原因の病気です。
手足やお腹が赤く充血しているようになるようです。

しかも、一見して「これ、腫れてない?」と思うようであると、病気が明らかに進んでいて手遅れになってしまう場合もあるそうです。

爬虫類や両生類を診てくれる病院も限られますし、自分でなんとかする事しかできない可能性もあります。
カエルを飼育するという時点で簡単な知識だけでも持っておくと、いざという時の為にもなると思います。

症状の進行による経過

大腿(もも)・腹・喉元・指の皮膚が充血して赤い様になり、一皮下に赤い斑点ができたり腫れている様な状態になる。
悪化していくと出血や壊死を起こしてしまう。皮が剥がれてしまったり、皮膚から骨がでてしまったり、指そのものが取れてしまうこともある。
食欲が減り体重も減少し、元気もなくなり、体の光沢が無くなってくる。皮膚全体が浮腫んだ感じになってくる。
悪化により痙攣、昏睡、死に至る。

考えただけでも、怖いですね…。

 

原因

原因はAeromonas hydrophila(エロモナス・ヒドロフィラ)の感染とされています。
赤足病は、飼育下の両生類の病気としては珍しいものでは無いようです。
また、カエルツボカビ症との関連もないとはいえないとの報告もあります。
反面、野生の両生類では非常に発症例は少ないそうです。

つまり飼育環境が不衛生だと、感染しやすいと考えられます。

治療法

色々な治療法があるようですが、飼育環境や個体差もあるでょう。
なにより、獣医に指示された場合は、そちらに従って下さい。

①集団飼育の場合は、感染した個体は速やかに群れから隔離する。
ケージ内を掃除する。木炭で浄化する。(木炭を使用する場合は1週間くらいごとに取り替える。替える度に新しい物にする)
③塩分0,15%の塩水で薬浴するか、0〜5度の低温(冷蔵庫)でしばらく飼育する。
これで回復する個体もあるようです。
赤足病の強力な感染力に対抗すべくメチレンブルーとアクリノールの合剤の薬浴をする。
抗生剤(テトラサイクリン)を水槽の水に添加して薬浴(皮膚から薬を吸収させる)。

一般的な治療法を書いてみましたが、実際のカエルの状態をみつつ、行う必要があると思います。

市販薬について

上記したように、いくつかのアイテムが必要だという事が分かります。
①「塩水(ナトリウム)での体表面の殺菌、体液・代謝・排泄の促進」
②「メチレンブルーでの水性真菌(水カビ)対策」
③「アクリノールでの外傷の保護」
④「テトラサイクリン(人間用として市販しているテラマイシン軟膏)での抗菌」
大きく分けて、これらがあげられると思います。

実際に市販しているものでどんなものがあるか、それがどんな役割となるのかまとめてみました。

『メチレンブルー水溶液』→②への効果
主成分:メチレンブルー
金魚などのお魚を飼っているたいていの方が、この薬か『グリーンFリキッド』のどちらかは持っているか知っていると思います。
安価で多様性があり、液状で使いやすい薬です。
有効成分は、色素剤でもあるメチレンブルー。
主な対象病名は、白点病、水生真菌症(水カビ病)です。
かなり毒々しい青色なので、できれば薬浴用の容器や水槽やバケツでのみ使うことをオススメします。
光によって有効成分が分解していまうので、暗い場所での使用を心掛けましょう。

『グリーンFリキッド』→①②③への効果
主成分:メチレンブルー
    アクリノール
    塩化ナトリウム
「金魚が病気にかかったら、まずは先述のメチレンブルーか、このGFL!」というほどポピュラーなものです。
成分はメチレンブルーが主体で、白点病水カビ病等に対して働きます。
塩化ナトリウム+アクリノールによって、外傷部分の保護についてもアプローチするようです。
ただ、アクリノールは殺菌剤ですが、細菌感染予防的な効果(静菌に対する作用)であると言えます。
液状なので使いやすいというメリットはありますが、アクリノールが必要だと判断できない場合は少し高価ではあります。

『テラマイシン軟膏』→④への効果
こちらは、ペットショップではなくドラッグストアにて購入できるものです。火傷の後の感染症に対して使うことが多いです。
実際の外傷部分に塗布して、回復を望むものです。

注意すべき事!

全ての薬浴での濃度について言える事で、当たり前ですが、濃度が負担になり逆効果になる事もあります
それと気軽にできるからと、つい塩水濃度を気にしない方もいるようですが、元々海で生息している訳ではないので、塩分により体の水分バランスが崩れる場合もあります!塩水浴の際には、脱水にならないように気をつけなくてはなりません。
それと、名前がよく似ている薬剤があります!『グリーンFゴールド』やら『ニューグリーンF』という薬剤も売っていますが、『グリーンFリキッド』と『グリーンFゴールド』等は、成分が全く違います。つまり、一生懸命使っても対象としている症状に対しての効果が得られません。

必要な成分を把握し、症状に対して必要な成分(効果)が含まれている薬剤を知っておくと、いざという時に落ち着いて対応できるかと思います。

必要なのは定期的な掃除と観察

可愛いカエルの為には、なにしろ、病気になる前に病気になりにくい環境作りを大切にしなくてはいけません。

時々、カエルが居ても汚れを見つけたら掃除していますが、やはり毎日生活しているケージ。通気孔が多いとはいえ、見ている側が思うより遥かに狭い空間です。

イエアメガエルの飼育、健康管理に觀察する
見た目だけじゃなく、綺麗な環境がいいよね!

カエルが我が家に来てから1ヶ月程度経った頃、そろそろ拭き掃除だけでは匂いが気になるかな?と感じてきました。
カエルには一時的にちょっと狭いケースに入っていてもらい、ケージを外のシャワーで「ジャーッ!」と丸洗いしました。

ちなみに、カエルに狭いケースに入っておいてもらう際には、カルキ抜きしたお水を少量入れておきました。

どうしてもゴシゴシとしても取れない汚れがパッキンに入り込んだ感じでついていましたが、ある程度闘ってもおちなかったので、仕方なく目をつむり。。
流木を水で流したところ、乾いて全く見えず気付かないでいた脱皮の皮が浮いてきました。
「菌類などの見えない汚れ」ではなく「見えづらい汚れ」もある事を実感しました。
つまり定期的にケージ全体を洗う必要性を感じました!

水洗いの後、ケージは水気を拭き、流木も拭いて、匂いもしっかりとれました♪

イエアメガエルの飼育、健康管理に觀察する
丸々してきた事も把握できます…半目で寝ています!

清潔にしておかねばならないのは分かるけれど、さてどこで判断や線引きをするか…。
カエルにとっての過ごしやすい環境と人間の価値観はちがいます。
ただ、ケージ内はある程度の温度と湿度があるので菌の繁殖も早いのです。
当たり前の事なのですが、定期的にケージ全体を掃除(我が家の場合は丸洗い)する事の大切さを、病気によって知っておく事は大事だと感じるばかりです。

まだまだ長いお付き合いとなるのだから、これからも知識を増やしていきたいと思います!

追記

その後、10ヶ月程経って、イエアメガエルのお世話(我が家のお掃除ルーティンやケージの丸いの方法)をこちらにまとめてみましたので、是非ご覧下さい!

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