こんにちは、花うたです♫
朝晩が冷えるようになり、美味しいりんごがとれる時期になってきましたね。
オギがSサイズのイエコを食べられるようになり、どんどん大きくなってきました!
(奮闘していた頃の記録はこちらや、飼育記事からご覧下さい。)
キッズカナヘビ達の食欲も増えて、安心してきました。
それまでキッズカナヘビに付き合っていた時間を少しずつ自分の時間にシフトできてきました。
しかし来週からは、子供達の学校行事がこれでもか!と次々にわんさかと入ってきます。
急にお知らせが来た行事などもあり、頭の中がゴチャゴチャで…。まだ先の事なのに、時間ができてしまった分、重く考えてしまったりして気疲れや焦りでぐったりしてしまった私…。
それにしても、今年は秋の長雨で、日差しが少ない日々でした…。
やっと晴れが続いてきましたが、カナヘビも病気が気になります。
カナヘビの病気というと、代表的なのが『くる病』です。
今回はくる病について、確認しながらお伝えしていきます。
くる病について(簡単に)
くる病とは、血中のカルシウム濃度が低下してしまうことにより、骨に蓄えられているカルシウムを血中に補充してしまい、骨の軟化・変形・折れが生じてしまう病気です。
カナヘビだけでなく、脊椎動物全般(つまり人)にも起こりうる病気です。
食事でカルシウムを摂取する事も大事ですが、吸収する為にはビタミンD3が不可欠です。
ビタミンD3は、紫外線(太陽光)を浴びる事により体内で作られます。
つまり、くる病を防ぐには、カルシウム摂取と適度な紫外線浴が必要となります。
カナヘビに見られる くる病の症状
カナヘビは小さくデリケートですので、くる病の症状が現れた際には、もう時既に遅し。手を尽くしても致死を覚悟しなくてはならないでしょう。
どんな症状が現れるのかというと…
代表的なものを記します。
見た目としては、背骨の変形、尻尾の変形、手足の変形、目が開かなくなる(または閉じることができなくなる)、顎が空いたままになる(噛めなくなる)、目が飛び出た様になる、異常に痩せていく。
動きとしては、ぐったりしてくる、食欲が落ちる、痙攣を起こす。
…この様な症状が出てきたら、まずはくる病を疑って下さい。
とはいえ、病気というものは別にもあらゆる原因や状態があります。
くる病と決めつけてしまう事も危険であると考えておく必要があります。
オギの目が開かない!まさかのくる病?
生体カナヘビの夜は早く、5時過ぎると2匹は定位置で眠り始めます。
でも、やんちゃなキッズカナヘビの2匹は、お昼寝が長いからか…夜9時近くでも起きていたりします。
その日は夜の8時頃に、何故か目が開かないオギを発見!
なんとなく不安に感じ撫でようとしたら、目を閉じたまま動きました!
「く…くる病!?」と怖くなりました。
やっと自分の時間ができ、カナヘビから離れてお菓子作りなんてしていたからバチがあたった?と、変な思考回路で自己嫌悪までしてしまいました。
心配でしたが、冷静に考えてみると、食欲もそれなりにあり、雨の間はバスキングライトを点けていて…、骨の異常もない。動きも素早く…
とりあえず霧吹きをしてみたところ…
目が開きました!(ひたすら安堵感)
目が開かなかったのは、ただ単に眠かったのでしょう…。。ご…ごめんね。。
部屋の湿度計は40%になっていました。
これは、人としても乾燥が厳しくなってくる状態ですよね。
加湿器が必要な時期になってきたのだと痛感しました。
脱皮前と途中には、食欲の落ちるカナヘビもいます
そして、次の日、オギはちょっとエリマキトカゲみたいに脱皮している部分がありました。
ノボが脱皮の前と途中で、食欲が落ちます。脱皮時には食欲が落ちるカナヘビも多いようなので、そこも焦らずちゃんと見守りたいと思いました。
脱皮にも適度に霧吹きが必要です!
改めて、霧吹きの必要性を痛感…という感じでした。
これからの冬越しに、気持もをし引き締めて…
今回は『くる病』について記しましたが、実は冬眠させずに冬を越すには、ヒーターと餌とバスキングライト、そして加湿(こまめな霧吹き)が必須であり、それこそこれからがくる病との闘いの時期となるのです。
今回の様に、ちょっとした事でも気にしつつ、気づいたら数日見守っていこうと思います。
やれる事を続け、それでも足りなかったら…ありのままを受け入れなければなりませんが、まずは責任をもって育てて、初の冬越しを迎えたいと思います。
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