近頃のDAISOの1100円商品のクオリティには、良い意味でいつも驚かされます。
先に紹介したイヤホンやヘッドフォンも1100円とは思えないくらいに良い商品だったので、以前から気になっていた1100円Bluetoothのキーボードを使ってみる事にしました。
しかし使用してみた結果、このワイヤレスキーボードは使いにくいところがいくつかあり、使い方は限定的かなと思いました。
DAISOの1000円商品はクオリティーの高い製品が多かったので、今回は少し残念な結果でした。
このキーボードの用途としては緊急の外出先でスマホやタブレットに接続して使う事が一番いいと感じたので、その理由を解説していきたいと思います。
DAISOのワイヤレスキーボードは欠点も多いですが、用途によってはなんとか使える製品でした!
DAISO超薄型ワイヤレスキーボード
キーボードのスペック
通信方式 | Bluetooth Ver3.0 |
電池容量 | 150mAh |
充電時間 | 約2時間 |
規格 | JIS日本語配列 |
キー数 | 78キー |
電波方式 | GFSK |
連続使用時間 | 約44時間 |
待機時間 | 90日 |
キー構造 | パンタグラフ |
サイズ | 幅248×高さ150×薄さ6.4mm |
連続使用時間は約44時間なので2時間充電すれば、ガッツリと使う事ができるので安心です。
気になるところはBluetoothのVerが3.0と少し古めなので、タイピングしたときの遅延が大きいと予想できます。
対応デバイスはほとんどのPC、スマホ、タブレット端末に当てはまると思うので接続できずに困ることはないと思います。
開封・本体の質感
開封してみたところ箱の中身はキーボード本体と説明書のみで、ケーブルなどの付属品は全くありませんでした。
キーボード本体を持ってまず感じたのは、とても薄くて軽いという事です。
重量は173グラムしかなかったので(自己調べ)スマホよりも軽いです。
持ち運び前提で作られているのか、カバンに入れて持ち出しても全く苦にならないサイズと重さでした。
でもさすがにポケットには入らないと思います。
このキーボードは携帯性が最大の長所です!
右側側面にMicroUSBのTypeB端子がついていて、ここから充電できるようになっています。
個人的にはスマホと同じTypeCでの充電だとよかったのですが、1000円という価格なので致し方ないところではあります。
外観は普通のパンタグラフ式キーボードですが、裏側は金属の鉄板がむき出しになっているのでかなり安っぽさを感じさせます。
キーボードを机に置いてみたところ、まず1つ目の問題を発見しました。
上の画像で見ると分かると思いますが、本体が少したわんで左右端っこが浮いてしまっています。
ほぼ左右均等に浮いているので、薄すぎてたわんでしまっているんだと思いました。
この時点で製品としてどうかな〜と思ってしまいました。
タイピングするには問題点はありませんが、気分的によくありません。
初めは不良品としても疑いましたが、ネットでの情報でたわんでるというレビューも見かけたので、自分の購入したキーボードだけではないようです。
使い心地やキーの打鍵感
さっそくBluetoothでペアリングしてデスクトップPCで使ってみました。
ペアリングは写真上右側の○印の電源を入れ、【Connect】ボタン1つで済むので簡単に使い始める事ができます。
キーは普通のパンタグラフ式なのでキータッチ感は悪くない印象ですが、少しカチャカチャと音が大きい気がしました。
静かな公共の場所ですと、タッチ音が気になるくらいの大きさの音だと思いました。
ここで2つ目の問題を発見してしまいました。
キーを少し強めに打つとキーボードがしなってしまって沈み込んでしまいます。
僕は普段デスクトップのフルサイズキーボードを使っていて、薄型のキーボードに慣れてないので少し強めに打ってしまいそれが不快でなりません。
僕が普段使っているBUFFALOの1000円キーボードの記事はこちらへ⇩。
軽く打てばキーが沈み込む事はないので、タッチが強めな人は軽く打つ必要があります。
キーボード本体が薄すぎるのでいたし方ないとは思いますが、慣れが必要だと感じました。
本体の薄さが招いてしまっている短所だと思いますが、気にしなければ普通に使えます
そして3つ目の大きな問題点がキータッチの遅延が大きい事です。
僕はタイピングが早い方ではないのですが、キーを押すのと画面の反応がかなり遅れるのが少し気になりました。
BluetoothのVerが3.0と古めなので遅延が大きいのだと思います。
高速でタッピンする人はかなり使いづらいでしょう。
次にスマホにペアリングして文章を打ってみました。
ペアリングに使ったスマホはOPPO Reno5AとタブレットはHUAWEI MediaPad 7インチモデルで、どちらもスムーズにペアリングする事ができました。
サイズ感はむしろスマホやタブレットにマッチしていて、特に10インチ位のタブレットと組み合わせるのがオススメです。
スマホやタブレットのフリック入力が苦手な人は、このキーボードを持ち歩けばどこでもキーボード入力ができるのでとても便利かと思います。
なぜかデスクトップPCでペアリングするよりもスマホやタブレットにペアリングした方が遅延が少ないように感じました。
総評
今回はDAISOのワイヤレスキーボードを試しに使ってみました。
1100円でワイヤレスキーボードが購入できるなんて一昔前は信じられない事でした。
外出先に持ち出して、スマホやタブレットとペアリングして短時間使うには問題なく文章を打つ事ができます。
しかし、1000円なりの大きな欠点がありました。
たわみを気にせず、タッチが軽く高速でタッピングしない人であれば普通に使えるとキーボードだと思います。
良い点は、とにかく軽くてコンパクトで携帯性に優れている事。
やはりサブ的な使い方で、外出先でスマホやタブレットに接続して使うのが一番良いでしょう。
DAISOの1100円商品は良い商品が多かったので、このワイヤレスキーボードは少し残念に感じました。
DAISOの1000円ガジェットにはいつもワクワクさせられます、次の製品も期待しています!
これらの欠点が嫌で、キーボードに2000円くらいなら出せるよって方はAmazonなどで購入した方がいいと思います。
スマホやタブレットで使用するならBluetoothのキーボード。
デスクトップPCは2.4G無線ワイヤレスキーボードを購入するのがよいでしょう。
僕はせっかく購入したので職場でスキマ時間にDAISOのワイヤレスキーボードをスマホに接続して、休憩中の短い時間にブログの編集などに使いたいと思います。
コメント