3年程前にDAISOの4000mAhのモバイルバッテリーをレビューしたのですが、今回はDAISOで販売されているHIDISC製の5000mAhと10000mAhモバイルバッテリーを購入して使用してみました。
一昔前にはスマホのバッテリーの大きさは3000mAhが支流だったので、モバイルバッテリーも4000mAhあればバッテリー切れのスマホをフル充電にする事ができました。
しかしスマホのバッテリーが5000mAhが当たり前になってきた昨今では、4000mAhのモバイルバッテリーではフル充電にはできないです。
なので10000mAhのモバイルバッテリーを購入して、試してみる事にしました。
DAISOには現在、5000mAhと10000mAhのモバイルバッテリーがラインナップされています。
100均で売られているモバイルバッテリーなんて怖くて使えないよ!なんて人に、DAISOのHIDISC製モバイルバッテリーの実際の使用感を伝えればと思って購入してみました。
100均で購入したといえど中身はHIDISC製なので、製品として全く問題はありません!
2種類のバッテリー容量のモバイルバッテリーがどのくらいの充電能力があるのかを比較して、使用感をレビューしてみます。
その結果、どちらの容量のモバイルバッテリーも使用環境によって合う方を選べば、ちゃんと使えるコスパのよい製品だと言う事がわかりました。
ちなみにHIDISC製のモバイルバッテリーはAmazonでも販売されていました。
スマホの充電にとても便利なマグネット式充電ケーブルはこちらの記事へ⇩。
DAISOのHIDISC製5000mAh・10000mAhのモバイルバッテリー
今回DAISOで購入したHIDISC製のモバイルバッテリーは、5000mAhと10000mAhの商品で税込みで770円と1100円でした。
HIDISCとは?
HIDISCというブランドは「磁気研究所」と言う会社のブランド名で、モバイルバッテリーやSDカード、パソコン・スマホ関連のの周辺機器などの製品を取り扱っています。
本社は東京にあり、ちゃんとした日本の企業です。
生産はアジア諸国で行われているので、その他の日本の企業の多くとなんら変わりはない形態の優良企業です。
HIDISC製のモバイルバッテリー本体の外観と質感
開封してみたところ、ボディーの色はシンプルなホワイトとつや消しブラック。
質感やデザインは可もなく不可もなく、特徴が無いのが一番の特徴です。
モバイルバッテリーにデザイン性は求めません
カラーバリエーションはホワイトとブラックの2種類がラインナップされているようです。
モバイルバッテリーへの充電の差込口は10000mAhはmicroUSBだけですが、5000mAhはTypeCとmicroUSBの両方付いているのには驚きました。
ちなみにmicroUSBの充電口はボディーサイドに付いていています。
近頃の充電式の電子機器は、充電にはTypeC端子のケーブルが使われている製品の方が多い為ケーブルの汎用性は高くなるので、10000mAhもTypeCを付けて欲しかったところです。
各種充電のポートのレイアウトは5000mAhと10000mAhの物はほぼ同じで、本体上部にまとまってあり、ポケットに入れてもかさばりにくい作りになっています。
5000mAhの充電メーターのLEDランプはボディーの側面にあるのですごく見やすいです。
10000mAhのLEDランプは本体上部に4つあるのですが、ケーブルを刺してると少し見づらく感じるので僕としてボディーサイドに付いていて欲しかったところではあります。
5000mAhは550円かと思って購入してみたら、770円だったのが残念なところ、半分の容量なので10000mAhの半額の550円にして欲しかったです。
製品仕様
5000mAh(770円)
容量 | 容量:5000mAh |
入力 | 【micro USB】:DC5V/2.1A 【USB TypeC】:DC5V/2.1A |
出力 | 【USB1】:DC5V/1.0A 【USB2】:DC5V/2.1A【USB TypeC】:DC5V2.1A(最大合計) |
充電時間 | 約3時間 |
使用回数 | 約5000回 |
外形寸法 | H95.6×W63.5×D14.5㎜ |
質量 | 118g |
10000mAh(1100円)
容量 | 10000mAh |
入力 | micro USB:DC5V/2A |
出力 | 【USB1】:DC5V/1.0A 【USB2】:DC5V/2.1A(最大合計) |
充電時間 | 約4.5時間 |
充電回数 | 約5000回 |
外形寸法 | H135×W68×D16㎜ |
質量 | 220g |
モバイルバッテリー本体の充電時間
モバイルバッテリー本体の充電を付属のケーブルとDAISOで購入した充電器を使って実際に充電してみました。
5000mAh | 2時間20分 |
10000mAh | 4時間15分 |
どちらのモバイルバッテリーもパッケージに記載されている数値と同じくらいの時間でフル充電できました。
充電ケーブルと機器にもよりますが、だいたい公表値通りと言うことが言えると思います。
二種類の容量のモバイルバッテリーはスマホを何回充電できるか?
今回モバイルバッテリーを試すのに使うスマホは、僕が普段使っているOPPO Reno5A で4000mAhのバッテリー容量があります。
5000mAh
モバイルバッテリーの容量が5000mAhに対して充電するスマホが4000mAhなので、単純に1回以上満タンにできると予測できます。
まずはスマホの充電を10%まで減らして、フル充電されたモバイルバッテリーで充電開始です。
充電し始めて2時間20分でスマホの充電が100%に達しました。
スマホの充電が100%に達した2分後にモバイルバッテリーはバッテリー切れ、4000mAhのOPPO Reno5Aを1回分充電できるという結果になりました。
10000mAh
10000mAhに対して充電するスマホが4000mAhなので、単純に2回以上満タンにできれば嬉しいところです。
5000mAhの時と同じようにスマホのバッテリーを10%まで減らして充電を開始します。
充電し始めて3時間10分でスマホのバッテリーが100%に達しました。
この時点でモバイルバッテリーのLEDは1つ減っているだけなので、2回目も満タンにできる期待が持てます。
3回目に突入できれば上出来です。
そしてまたスマホの充電が10%に減ったところを確認して2回目の充電開始。
後はひたすらスマホのバッテリーが100%になるのを待ちます。
しかしスマホのバッテリー残量が75%のところでモバイルバッテリーが空になりスマホの充電がストップしてしまいました。
10000mAhの方は、スマホの充電1.75回分できるという結果になりました。
できれば2回はフル充電して欲しかったところですが、モバイルバッテリーの性能としては十分でした!
まとめ
DAISOの2種類のモバイルバッテリーでスマホを何回充電できるかの結果をまとめると
5000mAh | 1回分 |
10000mAh | 1.75回分 |
という結果になりました。
どちらの容量のモバイルバッテリーも十分な充電能力があり、普段使いには問題なく使う事ができます。
しかも急速充電に対応しているので、スマホをフル充電する時間もかなり早かったです。
特に5000mAhの方は満充電まで2時間20分と、かなり短時間でフル充電に達しました。
自分のスマホの使い方をだと、だいたい夕方にバッテリーが無くなってくるので、仕事が終わって家に帰るまでの3時間くらいをモバイルバッテリーに繋げています。
なのでより軽くて小さい5000mAhの方をメインに使用して、旅行などの遠出のときには10000mAhの方を使用していきたいと思います。
10000mAhが1100円なのに対して5000mAhが550円ではなく770円でしたが、モバイルバッテリーへの充電端子がTypeCに進化していたので770円でも納得です。
10000mAhの方は2回以上満充電にして欲しかったところですが、1.75回できれば実用性は十分。
モバイルバッテリーが急に必要になった時などは、店舗の多いDAISOでこれだけしっかりとしたモバイルバッテリーが販売されている事がなにより安心です。
僕みたいにスマホゲームをプレイする人にとっては、DAISOで販売されている770円や1100円で購入できるモバイルバッテリーはとても重宝できる商品でした。
コメント
☓可もなく負荷もなく
○可もなく不可もなく
ありがとうございます、助かります。