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改訂版!カナヘビの冬越し環境と我が家のルーティン’21  〜毎日動いてます〜

飼育
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カナヘビを越冬させるのに、冬眠させるかさせずに過ごすか…。毎年悩みますが、やはり我が家は冬眠失敗を恐れまして、眠らせずに過ごす事を選んでいます。

ヒーターやライト…省エネ手動なので大変ではありますが、仕方ないです。そこはルーティンとして受け入れて、むしろ「おはよう!」「おやすみ✩」の挨拶みたいなものだと割り切ってこなしています。

今回は、我が家の場合ですが、2001〜2022年の冬越しのルーティンを私の考えと共にご紹介したいと思います。

冬場のカナヘビ飼育
ゴチャゴチャしますが、こんな感じです

カナヘビメンバー達

カナヘビのメンバーは、⇩こちらの2つの記事に載せてあります。赤ちゃんカナヘビのびっくり行動や、多頭飼育の可愛い画像も載せてありますので、良かったらご覧頂けたらと思います♡

赤ちゃんカナヘビ飼育 〜思わぬ脱走に気をつけて!〜
赤ちゃんて、だいたいにおいて可愛いですよね♡ カナヘビの赤ちゃんも同じく、あどけなくて可愛いです♡今回は、産まれたてのカナヘビ特有のケースからの脱出が有り得ることを、冬越しに向けて飼育していこうと考えている方にお伝えできたらと思い...
お久しぶりです♡カナヘビです! 〜やはり多頭飼いは可愛い〜
関東は年が明けてからが冬本番です。我が家では、カナヘビの飼育を初めて2回目の冬越しとなります。昨年、色々な事がありました。その報告は別の記事でしますね。こちらには、この冬の過ごし方で変化した事や改善していった事をお伝えしていきたい...

毎日移動しています

夜間はビニールシートを使用

夜はこのビニールシートの中で過ごします。一番下がイエコ(成体と卵・S〜Mサイズ)20~23℃、真ん中がカナヘビ23℃位、一番上がイエアメガエル25℃の設定です。

カナヘビの冬越しの為にビニールシートを使っている様子
昨年のビニールシートが破れてしまったので、新調しました

イエアメガエルの管理の時だけ、上だけが開くようになっているので、このシートは便利です!

手間ではあるけれど、お互い快適に過ごす

朝、雨や雪でなければ、雨戸を開けます。

そのまま外が見える状態にカーテンをあけておきます。

シートの中のカナヘビケースふたつを隣に移動させます。

冬場のカナヘビ飼育
ビニールシートから出してからは、温度と湿度はこまめにチェックします

ふたつというのは、我が家の重鎮ニシタ♀と冬冬越し初めての子カナヘビ3匹という分け方です。

ライトで明るく暖かく、紫外線もしっかりと

毎日、シートから出して、二階建て状態にしてライトをあてています。百均のワイヤーネットを使っています。

結構近めなのは、バスキングライト(紫外線ライト)です。

2階建てでも、どちらにも紫外線があたりますように(心から願うばかり)

実は上からはサンライト(温かいです)が当たるようにしてあります。

上からポカポカ近くで紫外線も補っていきます

このサンライトは以前バスキングライトとして使っていましたが、あまり紫外線が出ていないという感じでしたから、使えないのか…と思っていましたが、本当にお日様のようにポカポカ温めてくれます。

ケースの中は大体、20〜23℃になるようにしています。

乾燥しがちなので、霧吹や水飲み場の水が乾いてないかを通りすがりにチェックし、霧吹きします。

植物は造り物に変えました

その後、カナヘビの飼育ケース内では風通しがあまり良くない様で、植物が朽ちてきたりしたのと、ウンチがついても丸洗いできるので、全て造り物の葉(水槽の魚用の物など)を使うようにしました。

造り物の場合は、霧吹きとバスキングライトで劣化しやすい事を念頭に置いて、比較的丸みのあるものを選んでいます。

お掃除と水やりと霧吹きをする

お掃除は、毎日目立った糞を取り除く事と、数日一度(少なくとも週に一度位は)、中の小物を水洗いします。

物を取り除くと、こんな感じ。カナヘビ達はそわそわ。あまりストレスになるのも嫌なので、糞が目立った物だけ洗ったりもします。

その時その時で、自分の都合に合わせつつ、無理なく続けられる様にしています。

小物類はブラシで少しシャカシャカしながら、水洗いのみです。

しっかり乾かなくても、そのまま設置してしまいます。

ストレスではあるでしょうが、私の動きも最低限で済ませています。

餌やりは必要なだけ

冬の間は、どんなに暖かくしていても、夏場にくらべると食欲は減ります。

無理せず、個体に合わせて、食べたいだけ食べれば良いと捉えて与えます。

水分だけは、いつでも飲めるように心掛けます。

できるだけ決まった時間で

ずぼらです。でも、それで、続けられればと思っています。

毎日10時頃に外に移し、17時頃にはビニールシートの中に戻します。きっちりやっている方には申し訳ありませんが、大体です。

外にいたって雨の日もあるのですから…。そんな気持ちのゆとりをもって、毎日自分が続けられる範囲内でやっています。

ノンストレスではなくても良いのではないか…

私の考えではありますが、自然界で生きていてもストレスはつきものです。常に敵から見を守らねばなりません。何日も雨の日だったり風が強い日も、寒暖差が大きい日もあります。

急な雑草処理などで、機材の大きな音と共に行き場を無くす事もあるかもしれません。そこで出会ったのが、我が家の重鎮カナヘビのニシタ♀でしたから。

我が家で飼育されていると…ケージが狭かったり、決まった時間にしか餌が無かったり、子供達が騒がしかったり…ストレスになるだろうと思います。

それでも、最低限、餌と水はあります。

餌や水や温湿度管理は飼育するのだから最低限のことなのですが、飼育をずーっと続けていくという飼育者のメンタルや体調も責任をもって、イヤイヤやることの無いようにしたいのです。

そうして毎日カナヘビと触れ合うと、私が近づけば「餌くれるの?」と近付いて来たり、次男が近付くと「何をするの?」と興味深々な表情だったり、我が家の仲間として生きていてくれています。

カナヘビに話しかける事も時々ですが、言葉というより“いつも”をお互いに感じていけたら、成長を感じたり病気の早期発見にも役立つと思っています。

続けられる事が何よりも大切だと思い、自分なりに大切にしてやれたら…と思って日々を過ごしています。

同じ様に感じてもらうのは難しいかもしれませんが、簡単に我が家の冬越しルーティンと、我が家とカナヘビ飼育の理想を書いてみました。

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