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お久しぶりです♡カナヘビです! 〜やはり多頭飼いは可愛い〜

飼育
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関東は年が明けてからが冬本番です。我が家では、カナヘビの飼育を初めて2回目の冬越しとなります。

昨年、色々な事がありました。その報告は別の記事でしますね。こちらには、この冬の過ごし方で変化した事や改善していった事をお伝えしていきたいと思います。

昨年からの変化

実は昨年の夏に大きな失敗をしました

簡単にまとめてお話ししますと、1年半前から成体のカナヘビのオスとメスを飼い、そこから産卵と孵化があり、初めて孵化した3匹の赤ちゃんカナヘビだけは飼育し、その後に孵化したものは親カナヘビが元いた場所へ放していました。残念ながら、赤ちゃんカナヘビの1匹を熱中症で亡くしてしまい、成体と赤ちゃん計4匹のカナヘビを飼い続けていました。

越冬して安心していた春の頃から、立て続けに病気や怪我で3匹のカナヘビを亡くしてしまい、一年経った夏(2021年)には1匹になってしまったのです。

カナヘビの病気や怪我に関しては、仕方ない面もありますが、何より飼育していた私の管理の不備であり、責任が重たく…ご報告するに至るまで時間が必要でした。

カナヘビがたった1匹に…

残ってくれたのは、大人のメス1匹となりました。一番最初にカナヘビを飼う機会となった、ニシタ♀です。生体なのでこれ以上大きくならないかと思っていましたが、去年一年の間でも、少し大きくなったかと思います。

カナヘビの多頭飼い(越冬中)
キッズサンダルの中に入ったり下にもぐったり
愛らしい女の子です

卵は産むけれど、全て孵らず…

一番大きかったオスカナヘビのニッチャンは、ニシタと確実に交尾をしていたので、ニシタが夏に産んだ卵は全て有精卵でした。

でも、有精卵であっても、途中で駄目になるか、孵化間近でも力尽きてしまったようでした。

光を当てて確認して、有精卵だったので、前の年と同じように見守っていたのですが…。大きくなった卵が汗をかいてきて「明日か明後日か?」と期待していても、残念ながらそのまま亡くなってしまいました。

一昨年は、ほとんどの卵が孵化したので、ショックも大きく。悲しい事は重なるのだな…と感じるしかありませんでした。

前年度のニシタ♀の産卵と孵化状況については、こちらの記事⇩をご覧頂けるとわかるかと思います。

カナヘビからベビーカナヘビに繋げていくには 〜孵化までの卵の管理とデータ〜
今回はカナヘビの卵の管理と、一匹のカナヘビが一夏の間にどれだけ卵を産むかについて、孵化を迎える為にすべき事などをまとめてみました。また、我が家の雌カナヘビがワンシーズンに産卵した回数や数と孵化したデータも含めてご紹介したいと思いま...

カナヘビスポットで出会い探し(自分を許す分だけ、条件は厳しくする)

悲しさから立ち直れず、だからといってすぐに新しいカナヘビを探すなんて無責任な事はしたくなくて…。

でも、さすがに1匹だけというのも寂しいな…と感じてきて、カナヘビとイエアメガエルの餌の虫採りと同時に、カナヘビスポットでいつしかカナヘビを捕まえていました。

ただ、捕まえたとしても、飼育できるかの条件をしっかり決めました。

イエコだけでなくグラブパイも食べる子ピンセットから食べられる子私の手に乗ってピンセットから食べられる子だけを飼育するという厳しい条件でした。

つまり、対象となるのは、警戒心の弱めで順応性の高いベビーカナヘビとなりました。

でも、驚くべきことに、3匹捕まえたベビーカナヘビ達は皆、お腹が空いていれば私の手に乗  り、ピンセットからもグラパイを食べてくれました。

また、カナヘビ同士の相性もあるので、3匹同士がケンカしていないか、数日間は観察というか…少しの物音でも聞き逃さない様に気を張って過ごしていました。 

新たな仲間が集結しました

2021年の夏に孵化したサイズのカナヘビキッズ(ベビー?)、私にも慣れてくれた子が3匹集結しました。

カナヘビの多頭飼い(越冬中)
仲良しキッズカナヘビ集結☆
(この写真は2月のものです)

この冬の過ごし方

飼育から学ぶ事はたくさんあります。それに、カナヘビは個体によって食べ物の好みや好きな場所など性格がかなり違う様に思います。

でも、我が家でできる範囲ではあれど、とにかくカナヘビが過ごしやすい環境で飼育しなければ…と思いながら飼育しています。

同じ失敗は繰り返さない様に(飼育の見直し)

病気に対して、以前より敏感にならなければ!と思いましたし、色々な点で飼育の見直しをしました。

病気についても、学び直しました。

ケース内の環境(植物は造花に)

植物は洗える様に人工の物を使うことにしました。ライトを当てたりするので、経年劣化するでしょうし、生とは違って硬さがあるので怪我には気を付けて観察しつつですが、衛生管理として丸洗いできる人工の植物にしました。

今まで以上に、隠れられる所をたくさん作る様にしました。ごちゃごちゃ感はあれど、それよりも「ごちゃごちゃしていた方が隠れられる」という視点で、物を置きました。

ライトの変更

昨年までは、「サンライト」というお陽様の代わりになるようなライトのみを使っていましたが、それは紫外線照射はほぼしていないと考え、ヒートライトとして捉えることにしました。ヒートライトとバスキングライトは別として、日中は2つのライトをどちらも使う事にしました。

ストレスを少しでも減らす(霧吹き)

霧吹きでのストレスを軽減するために、霧吹きを化粧品用の噴射の水が細かいものにしました。

化粧水用の物は基本的に霧吹きよりは細かい噴射となるので、百均で適した大きさのものを選びました。

基本は変えずに(大きさの違うカナヘビは別々に)

これは基本ですが、サイズの違うカナヘビは同じケースに入れないようにしました。また、ケンカしやすいと判断したら、すぐに別のケースに移せるように気を付けて見守りました。ニシタ(成体)は寂しいですが、大きなケースに一匹。ベビーカナヘビ達は、3匹が同じケースに入ることになりました。

餌やりはあまり神経質にならず(食べるよりも観察が大事)

冬場は、どうしても温度の低下があるので、お腹の大きさ(餌の消化具合)を見ながら餌を与えるようにしました。2日程度食べが悪くても、体つきが悪くなければ放っておくと、その次の日にはモリモリ食べてくれました。あまり焦って餌やりをせずに「2日程度食べなくても死なないよ」という位の感覚で(でも、心の中は「たくさん食べて欲しい♡」と願いつつ)、私もカナヘビも無理の少ないスタンスで飼育しています。

すくすく育っています

今のところ、3匹は仲良しです。見た目での病気なども感じないので、このまますくすくと育って欲しいと思っています。

食べも良くすくすく育っているので、新入りメンバーの名前や特徴も紹介します。

3匹の一番落ち着いた子がヒクです

最初は怖がりな印象でしたが、一番我が強くて、ごはんが欲しいとすんなり手にのぼってくるチャッカリさんです。

イエコも食べますが、今のところグラパイを好んで食べてくれています。

カナヘビの多頭飼い(越冬中)
角をのぼろうとするヒク、横切るペロ

不器用だけど大食漢なペロです

くりくりの目で、よくペロペロするので名付けられましたが、実はちょっと不器用で、虫を捕まえるのに失敗する場面を多く見かけます。

ピンセットからの餌付けもよく溢しますが、さすがオスだからかな?ヒクよりも少し小さな体ですが、一回の量はたくさん食べます♡

カナヘビの多頭飼い(越冬中)
私近付いたときのペロ
ごはんが欲しい時も、
この状態でこちらを見ていることがあります✩

一番小さな、甘え上手なパタです。

最初はびっくりする位に私の手を怖がらなくて、どんどん腕の方まで登って来ようとしました。

最近は、お腹が空いていると割とすんなり手に乗りますが、そうでないときは逃げます。正直な子です。

カナヘビの多頭飼い(越冬中)
一番小さなパタ
捕まえたてはかなり小さくて、
水面張力で壁のぼりの術が使えたので要注意でした

今のところ、3匹ともマイペースで仲良しです。

カナヘビの多頭飼い(越冬中)
バスキング中のヒク(大)&パタ(小)

すっかりお馴染みの重鎮ニシタ♀も健在

重鎮となってしまった、ニシタ♀も別の大きなケースでマイペースに過ごしています

去年の冬と同じく冬場は食欲は減りますが、変わりなく元気です。

カナヘビの多頭飼い(越冬中)
最初は警戒していたキッズサンダルも、
今ではお気に入りの場所のようです

やはり…ケース内にひとりぼっちは寂しいのか、キッズカナヘビを手に乗せて餌やりをしているところを見ると、不思議そうにしながら下をペロペロさせています。

ただ、まだニシタ♀に対するキッズカナヘビ達の大きさが小さすぎます。万が一同じケースに入れて、ニシタ♀の機嫌が悪くなった時にどうなるのか心配です。もう少し大きさが同じ位になるまでは、ケースは別で我慢です。

可愛いカナヘビ達

カナヘビの面白ポーズや、多頭飼いならではの画像を少し載せますね。

カナヘビの多頭飼い(越冬中)
ヒクです
カナヘビの多頭飼い(越冬中)
横から撮ったヒクです

手足がどこにもついてない!!

特にここでバタついている訳ではないのですが、この姿勢のままで寝ていたりもしました。

カナヘビの多頭飼い(越冬中)
パタです(お腹側から)

今でこそできませんが、とても小さかった頃はお得意の水面張力での壁のぼりが多かったです。霧吹きしてやると、ここぞとばかりに登っていました。

本当に生まれたてのカナヘビは、本当に軽いのです。カナヘビはケースの壁をのぼれませんが、実はベビーカナヘビの飼育については気を付けなければならない点があります。それについては⇩こちら⇩に記してありますので、是非ご覧下さいね。

赤ちゃんカナヘビ飼育 〜思わぬ脱走に気をつけて!〜
赤ちゃんて、だいたいにおいて可愛いですよね♡ カナヘビの赤ちゃんも同じく、あどけなくて可愛いです♡今回は、産まれたてのカナヘビ特有のケースからの脱出が有り得ることを、冬越しに向けて飼育していこうと考えている方にお伝えできたらと思い...
カナヘビの多頭飼い(越冬中)
3匹が重なっています!
(上からパタ、ヒク、ペロ)

そんな、重ならないでも…と思うのですが、これがカナヘビの多頭飼いをしたくなる、愛らしさだと思っています。仲が良くなくても夜に寝るときは重なっていたりしますが、やはりケンカせずに重なっている姿は安心します♡

カナヘビの多頭飼い(越冬中)
ニシタ♀です

久々に植物の鉢の中にいましたが、手が…可愛いです!

カナヘビの多頭飼い(越冬中)
セクシーポーズのニシタ♀です

人工の草の方が安定しているのか、よく中に入ったりしています。が、ものすごいポーズで、最初は挟まって動けないのかと心配しましたが、ものすごく安心してくつろいでいるだけでした〜♪

カナヘビの多頭飼い(越冬中)
こんな姿を見られるから
カナヘビの多頭飼いは可愛い♡

「おんぶして〜」と聞こえてきそうな状態ですよね。こんな姿は多頭飼いでは日常なのですが、そんな日常にかなり癒やされています。

春になるにつれての覚悟

私は、春になってから、一度失敗をしています。

春からオスは交尾をしたがります。そこで、今までの仲がどう変化してくるのか…。温度が上がってくることで、活発になったら性格も成長と共に変化していくかもしれません。

まだ寒さにより、ヒーターを使用していますが、あと1ヶ月半もすれば最高気温が上がってくるのでカナヘビとしても身体が少しずつ本調子になってくるでしょう。

カナヘビの多頭飼いは可愛い(冬越し)
人間の子育てと同じで、
こんな3匹の姿も一時的なのだと貴重に感じます♡

どんな変化をしていくのか、楽しみでもあり、ドキドキでもあります。

でも、たくさんの事を学びながら、それを子供達に伝えながら楽しく飼育していけたら…と考えています。

今回は、イエアメガエルの“エメグリ”の出番はありませんでしたね。そして、カナヘビの飼育環境(実際の1日のルーティンなど)は画像としても載せていないので、またそれは別の記事にしていけたら、と思っています。

毎日がドキドキですが、あまり気を張っていても疲れてしまうので、良くないですよね。この飼育や生活全体を笑顔で送っていけるよう…、のんびりな気持ちも大事にしていきたいです♪

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