こんにちは、花うたです♫
そろそろ、苺の苗が店頭に並ぶ時期になってきますね♪
苺の食べ放題はちょっと行きづらい状態だったり…、おうち時間という点で家庭菜園に手を伸ばしたいと考えた時、「自分の家で作った苺を食べたい!」と四季なり苺を栽培するのも良いと思います♪
『四季なり苺』ならば、味に関してはさておき、年に平均2〜4回も収穫時期がありますし、暑さに比較的強い品種や病気にもなりにくかったりと、初めて苺栽培を挑戦するのに適しています。
そして、かなりたくさんの種類があるので、違いを楽しんでみるのも良いかもしれませんね!
我が家は、今年の3月に四季なり苺を3種類購入しました!
『ラブベリー』『エンジェルエイト』『めちゃうまいちご』です。
ひと株に幾つ実るかも不明でしたし…家族で揃って食べられるのかな?と思い、試しに3種類を3つずつで、9つの苗にしてみました。
できればコンパクトにしたかったので(後に思いっきり覆されるのですが…)、少しお値段は張りましたが苺用のプランターを購入しました。
ただ、先程も書きましたが、ちょっとした落とし穴もありまして…。
予想外の事が起こったりもしたので、これから苺を栽培しようかと考えていらっしゃる方に、四季なり苺に必要な物や栽培方法に加えて、我が家での経験談をお伝えできたら…と思っています!
四季なり苺とは
四季なり苺に対して、普通のイチゴを『一季なり苺』と言います。
また、四季なり苺は「らくなりイチゴ」とも言うとか。
一季なり苺の場合は、外での栽培の場合、一度冬の寒さを経てから3月頃に花をつけ、4〜6月に実が熟します。
一方で、四季なり苺は、春〜秋の長期間にわたって収穫できるのが特徴です。
温度や日照などの条件にあまり左右されずに花を咲かせ、実をつけるようにつくられた種類です。
品種によって、真冬以外はずっと実をつけるものや、夏と秋の2回実をつけるもの等、色々あります。
そして、基本的に人工的な受粉をしなくても実がなるようにしてあります。
ですから、室内で育てるにも適しています。
以前は「一季なり苺に比べて小粒で美味しくない」と言われていましたが、最近では改良が進み、大粒の品種や甘みを持つ品種も増えてきたようです。
また、花の色も、白のほかにピンクや赤などがあり、観賞用としての楽しむ方もいらっしゃるようです。
苺栽培に必要な物
苺の栽培に必要な物は、案外少ないです。
過剰な水やりと肥料が多いことを嫌います。寒さに強く、暑さや蒸れには弱いです。基本的に追肥は要らない。
そのポイントを踏まえれば良いです!
①プランター(根菜ではないので深くなくて大丈夫です)
②底石
③野菜の土(肥料が予め混ざっているものだと便利です。苺用の土もありますが、「野菜の土」の方が安価だと思います)
④水苔
⑤お好みの苺の苗
苺の苗を購入・植える時の注意点
苺には育てる向きがあります。
これを間違えると、苺の花(実)がつく向きがうまくいきません。
『苺はランナー(親株から分岐してきたツル)と反対側に花を咲かせ、実をつけます』
つまり、苺の苗を買う時に、しっかりとランナーが確認できる物を購入して下さい。
分かりにくい場合は、店員さんに「どれがランナーですか」と確認してみてくださいね。
参考までに、我が家で親株から分岐したものを画像で載せます。 白い丸印がランナーです。そして、赤い丸印(反対側)に花が咲いていますね。
苺の苗の植え方
①プランターの底に底石を敷きます。
②野菜(苺)の土を敷きます。
③プランターの外に花や実がつくように、ランナーの位置を確かめながら苗の位置を決めます。
④その周りに野菜の土を入れていきます。
⑤苺は、株元が土から出ていないと成長する事ができません。くれぐれも、土で覆うことの無いようにして下さい。
⑥水苔を、ひと株ひと株の周りにクルリと優しく囲う様に配置します。とはいえ、ここでも株元は目認できる事が大切です。
下の画像を参考にしてみて下さい。
⑦水苔の上から、たっぷりと水やりをします。底から水が出てくるのを確認して下さいね。
⑧その後は、水苔がカサカサに乾いたら、底から水が出てくる程たっぷりと水やりをすれば、自然と苺ができていきます。
水苔の役割
水苔は重要な役割をします。
花や実が直に土に付くと傷みやすくなりますので、土に付くことを防ぐ為と、他の苔がつきにくくなる為(万が一、苔が生えて緑色になってしまった時には、水苔のみ交換すれば処理が簡単です)、そして水やりのタイミングが簡単に判断しやすくなるのです。
水苔がカサカサになっていれば、だいたい水やりのタイミングです。
水苔が湿っている場合に水をやり過ぎると、根腐れの原因となるので、注意して下さい。
栽培は順調に進んでいきましたが… 続きの話
そして、大小ありながらも、何個もの苺を収穫する事ができました♪
ただ、品種の違いがあったせいか、9株では同じタイミングでたくさん収穫するという事は難しかったです。
ひとつの苺を4等分して食べたり、どちらが甘そうかくじ引きの様にしたり…。
楽しみながら収穫していきました。
そして、暑さが厳しくなって、だんだんと実が小さいまま熟すようになってきた頃、なんと、苺の株からランナーが伸びて来てしまいました!!
こんなに早く苺の株からランナーが幾つも伸びてくるとは!!
いつかはくると知りつつも、予想外の早さでのランナー出現という展開に、正直あたふたしてしまいました。
その後、株増しすることを決意してからのお話は[後編]でお伝えしていきたいと思います。
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