こんにちは、花うたです♫
今までプランターでは経験していましたが、今回は牛乳パックを使って枝豆を栽培する事に挑戦してみたのですが、やってみてから、あまりにもうまくいかないので、改めて枝豆栽培について大事なポイントを調べてみました。
今回は、経過は一旦おいておいて、枝豆栽培に必要なポイントをまとめてみました。
正直、問題点が分かってしまうと、栽培して(記事にして)いた自分に赤面したくなるのですが、仕方ありません。参考まで…という事で読んで頂けるとありがたいです。
今までの経過については⇩こちら⇩に載せてあります。
その後、比較的順調にいっていた2回目の発芽の苗も、枝豆がつきはじめていたので肥料を少し与えたところ、恐らく肥料やけで葉枯れしてしまったので…(これまたお恥ずかしい限りですが)それについても書いていけたらと思います。
改めて枝豆栽培のポイントを確かめてみた
今更ですが、枝豆栽培にあたってのポイントをまとめてみました。
土作り
種まきの3週間前に堆肥を、2週間前に石灰を入れて耕しておきます(pHは6.0〜6.5が目安)。
枝豆自体の根粒菌が栄養分を作り出すので、元肥(窒素)は少なめにすします。
種となる豆と環境
種となる大豆は、新しい物を使うこと。適温は15℃以上。しかし高温過ぎると茹だってしまいます。
土に植え替える時のポイント
畑に移すときは、株元に土寄せします。中耕することで、雑草を防ぎ、苗の根に酸素を送る効果があります。
苗と苗の間は20cm以上あけます。
水やりについて
開花からさやが付きだすまでの時期は特に、しっかり水分が足りていないと豆が太らないそうです。
ただし、枝豆は湿害に弱いので、量は少なく回数を多めにします。
とはいえ、土が高温でかつ湿度が高過ぎたりすると、根からの呼吸ができなくなって枯れてしまう事があります。先程も書いた通り、根に酸素が行き届く環境にする事が大切です。
肥料について
土作りのところでかきましたが、枝豆は自力で根粒をつくるので、追肥はとても注意して与えるか、むしろ与えない方が良いでしょう。
必要以上に肥料を与えると、根が肥料の栄養分を吸い上げようとする働きに水分が必要となるので(浸透圧の関係)、それまでと同じ分だけ水分を吸い上げただけでは足りない事になってしまいます。そして、水分がたりなくなってしまい、葉枯れしてしまうことがあるのです。
また、元肥をしたりうまく追肥できても、肥料が多すぎると過繁茂になってサヤのつきが悪くなったりします。どんどん伸びてしまうと、倒伏しやすくなるので注意が必要です。
美味しい食べ方
エダマメは枝から切り離すと急激に鮮度が落ちるので、収穫後すぐに茹でるようにします。
すぐに茹でられない場合は、収穫の際に葉付き枝付きのまま持ち運び、茹でる直前にさやを外すと良いです。
たっぷりのお湯を沸かしながら、さやを外し、水洗いをして塩で揉むと、ちょうど良いと思います♪
連鎖障害に気をつけて…
枝豆は、連作障害を起こしやすいです。プランターで育てる場合は、同じ土を使わないようにします。
プランターで枝豆を作る際は、枝豆が嫌う酸性土にならないように苦土石灰をしっかり混ぜ込んで環境を整えなくてはなりません。
今年の栽培は失敗ばかりだったと知った
私にはどうしようもない気温の事もありましたが、私がやっていた事が問題点ばかりだったと知りました。
上記したように調べていくと、自分がどれ程に愚かだったかを目の当たりにするわけですが…。とても勉強になりました。
土作りをちゃんとしなかった
あまり深く考えずに、元肥のしてあるただ“野菜の土”を使っていました。元肥入りは必要なかったかもしれません。
新鮮な豆選びをしなかった
今回使ったのは、新鮮な豆ではなく、昨年購入した物と栽培のかなり前に購入したものでした。
豆撒き時期に暑すぎた
今年の梅雨前は、真夏並みに暑かったです。発芽までの場所も、もっと工夫すべきでした。
土寄せをしなかった
牛乳パックですから、容器のフチと土の位置の関係を考えると、土寄せは尚更しなくてはなりませんでした。
土の温度が上がりやすかった
牛乳パックを使ったことにより、土を使う量は少なくすむ反面、暑くなると土の温度まで上りやすかったと思います。
水やりをしすぎていたかもしない
暑さが厳しいので、1日2回たっぷりと与えていましたが、逆に蒸れていた可能性もありました。
追肥に失敗した
せっかく比較的順調に育っていたものも、安易に追肥をしてしまった事で葉枯れさせてしまいました。
葉枯れの原因に気づくのが遅く、対応も遅くなり、台風の強風で全ての葉が飛ばされてしまいました。
それでも牛乳パックで育てるには…
今回、牛乳パックで育ててみたことは、ある意味で有意義だったと思います。全くできない訳ではないと分かりましたし、改善してみる点がたくさんあるので、試してみれば今年よりは良い状態になるかもしれないからです。
懲りない私は改善点を考えてみた
発芽までは室内で行うのも良いかと思いました。豆を蒔いて発芽するまでは、日光は必要ないので(発芽してから日光を浴びせ緑化すれば良いので)、発芽するまでは室内の程よい場所で育ててみる方が成功率が高いと思います。
苗になってから牛乳パックに移してからについては、根っこに酸素を送り、湿度が高過ぎになる事を避ける対策として、牛乳パックの上の方にキリで穴を開けておいたらどうだろう?と考えてみました。そして、牛乳パックのなるべく上に土寄せした状態で植え替えする事と、ミミズの力を借りられないので定期的に水やりと同時に竹串か爪楊枝を土にいくつか刺して、空気孔をあける作業をしてみると良いかと思います。
苗として育ってからは、温度管理の為に、場所を選ぶなどして、土がなるべく熱くならないようにしなくてはならないと思いました。
水やりについても、暑い日には1日2回たっぷりとしていましたが、たっぷりではなくて、ほどほどに乾かない程度を意識してみるのも良いかもしれません。
追肥は、素人はしないでいたほうが良いと感じました。
今年は実績はなく…実験でした!
枝豆栽培について、とっても簡単ですが失敗例と一緒にまとめてみました。
今年は、豆は…正直…とれないと判断して、収穫時期さえも分からないので、もうこのまま乾燥させて大豆にしてしまおうかと考えています。その大豆さえ得られるとは高望みせずにいようかと思います。
ただ、また栽培に挑戦していく時のポイントが分かってきたので、早くも来年が待ち遠しい気持ちになりました!
まだ、今年の枝豆について、もうひとつ記事を載せる予定です。その後も悲惨な状態ではあるでしょうが、見守って下さるとありがたいです♪
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