HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた! 〜思い出の味を残したくて〜

料理レシピ
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“POMPADOUR” “ANDERSEN” “VIE De FRANCE” “HOKUO” “GIRAUD”……色々なパン屋さんがありますよね。

ごはん党の私ですが、学生の頃からパン屋さんにはよくお世話になっていたり、友達と色々なパン屋さんの食べ比べをしたりして楽しんでいた時もありました。パン屋さんの中でも、面白い惣菜パンが多くて好きだった“HOKUO”。 次男が眼鏡を横浜高島屋で作ってしまったが故に、眼鏡の歪み直しに横浜通いが大変でしたが、次男も“HOKUO”のパンが好きで、親子で「今回は何を買ってみようか…」と楽しめたので、ありがたかったのですが。。

なんと、小田急沿線で店舗を広げていたパン屋さん“HOKUO”が、2022年2月末で全店舗閉店という事を知りました。駅構内に店舗を置くというシステムが、コロナの影響をもろに受けてしまったそうです(対応して下さった店員さん談)。

これを機に、次男が特に好きだった『ハッシュドポテトクロワッサン』を自分の手で作れないか?と、試してみることにしました。パン屋さんが作った独特の味ではないかもしれませんが、それなりに近付けたと思うので、レシピを公開してみようと思います!

ハッシュドポテトクロワッサンは、手作りすれば更なるお好みのアレンジも可能だと思いますので、食べたことがない方にも是非作ってみて欲しいと思います♡

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作るのにも食べるのにも手軽なこだわりポイント

今回は、刻んだベーコンを生地に折り込む事で油でギトギトなデニッシュ生地にならない様に、バターではなくクリームチーズを使って作ってみました。クリームチーズの酸味は焼くことにより程よくとんで、マヨネーズを加えた様な深みにもなったかと思います。カロリー控え目でも食べ応えはあります。

デニッシュ生地の面倒な折り込みは極力減らすよう、巻く作り方でできるだけ手軽に作れるようにしてみました。生地を大きく広げるのではなく、生地の伸ばしを2回に分けるので、大きなスペースが摂れない方でも作れます。

手捏ねの部分の段取りは、パン作りのベテランの方ならお好みの方法に変更されても構わないですし、パン作り初心者さんでも扱いやすい生地なので、ハードル低めになっていると思います。(今回は写真を多めにしています)

材料

強力粉:160g
薄力粉:40g
塩:3g
オリーブオイル:15g(太白胡麻油や無塩バターでも可)
砂糖20g
ドライイースト:2g
牛乳:50g
水:80〜85g
クリームチーズ:Kiriクリームチーズ個包装3個分(50g位)
打ち粉:分量外

じゃが芋:中2個(1.5〜2倍位、もっと多くても良かったと思います)
塩:小さじ1/2位
コショウ:少々
片栗粉:小さじ1.5
ピザ用チーズ:適量
お好みでパセリや粗挽きコショウ等

焼成直前にオリーブオイルを少量かけると、ポテトがサクサクして美味しいです。

道具

ボール(Seriaで購入した蓋付きのもの)

ゴムベラ
ビニール手袋
麺台またはプラスチック板(DAISOで購入したプラスチックまな板)
カード
バット
ラップ
クッキングシート
包丁

ボール
スライサー
菜箸またはトング

作り方

1,材料を混ぜる

ボールに牛乳と水を入れ、500wのレンジで約40秒温める(イースト菌が活発に働く35〜40℃にする、高温になると菌がダメになってしまうので気を付けて下さい)。

砂糖を加え、ボールを傾けながら中の牛乳と水に砂糖が溶けるように回す。

砂糖がだいたい溶けたらドライイーストを加え、同じ様にボールを傾けながら回し、イーストも混ぜる。

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
中の水分を回し揺らして優しく混ぜる感覚

ボールに薄力粉、強力粉、塩、オリーブオイルを加えていく。

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた

この時点でクリームチーズを冷蔵庫から出して、室温に戻しておくと良い。

2,生地作り〜混ぜ〜

ゴムベラで混ぜ、全体がだいた均一になるようにする。粉っぽい場所はヘラでこすりつけるようにすると簡単に馴染む。

まだベタつきがあるので、ボールの壁についた生地も簡単に塊に寄せ集めておく。

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
ここは粉っぽさや材料の明らかな偏りがなければザックリで大丈夫です

蓋をして10分休ませる。(この時間で生地が馴染んで捏ねやすくなります)

3,生地作り〜捏ね〜

ヘラから手捏ねに替え、捏ねていく。

生地を引っ張り畳んで押し込む、向きをかえて引っ張り押し込む…。これを繰り返す。

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
持ち上げる様に引っ張り
HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
対面に畳んで押し込む
HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
ボールごと向きをかえて、引っ張り押し込むを繰り返す

(生地がゆるい場合)

もしも、生地の水分が多くて緩かったら、ひらひらと伸ばして折りたたむのを数分続けてみてください。

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
生地を掴んで伸ばしながらひらひら空気に触れさせます
HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
ひらひら伸ばした部分を畳んで押し込む感じ

水分が多くまだまとまっていない生地は、びよ〜んと伸びますので、ひらひらしながら空気に触れさせていくことで、水分がとび、グルテンもできやすくなります。そして、だんだんと捏ねやすい状態になっていきますよ。

叩き捏ねをしても、生地が強くなりまとまりやすくなります。でも、慣れてないとボールの中で叩こうとしたら飛び出てしまったりもします。自分に合ったやり方を探してみるのも楽しいと思います。

4,生地をまとめる

生地がまとまってきたら、きれいな面を上にして、その面を張らす感じにまとめる。

この頃には、ボールの側面にある生地も自然と全体にくっついてくるので、ボールもきれいにするイメージで生地をまとめていくと良いと思います。

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
きれいな面を上にして側面を下に入れ込んでいく
HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
きれいな面の表面を張らせる感じ

5,休ませてパンチ(2回)

表面を張らせ、まとめたら、蓋をして20分休ませる。

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
手袋もまだ使うので入れちゃいます

1回目のパンチをする。生地全体をひっくり返し、ポンポン全体を叩き、空気抜きをする。

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
生地をひっくり返して全体をポンポンパンチ

捏ねたときと同じ様に、引っ張り畳み込んで向きを変える作業を十数回する。でも、このときは軽めの力で生地から粗めの空気を抜くイメージにします。

更に同じ様にきれいな面を貼らせてから蓋をして、20分休ませ、2回目のパンチも同様に行う。

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
休ませてパンチをすることで、どんどんと生地がふわふわ扱いやすく変化していきます

6,一次発酵

蓋をして一次発酵をする。約1.8倍の大きさになるまで、暖かいところに置く。(35℃のオーブンや、熱湯を入れたコップと一緒に庫内で約30分でも構いません)

この間にベーコンをカットしておく。

一次発酵で膨らんだら生地

今回は、オーブン35℃で30分でした。しっかり膨らみました。

7,成形〜その1〜

麺台に打ち粉をして、ボールを逆さまにして生地を取り出す。2つの塊にして、きれいな面が表に出るようにして軽く丸めておく。ひとつはタッパへもどし。ひとつをベンチタイムはなしで伸ばしていきます

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
ふたつに分けて、ひとつは丸めてタッパの蓋に置き、蓋代わりにタッパをかぶせています

台の上の生地を、きれいな面を下にして麺棒で伸ばしていく。焦らずに、大体30〜35cm✕15cm程度に四角く伸ばしていく。

扱いやすい生地ですが、必要な分だけ打ち粉をする。

伸ばしたら、室温に戻しておいたクリームチーズの半量を全体に塗る。最初に手でちぎって散らばせてから、広げていく。カードを使うと塗りやすいです。

その上からベーコンの半量をできるだけ均一に散らばせていく。

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
広げるのが下手っぴで…すみません

画像の青の矢印のところは、1枚目を丸める時にはチーズもベーコンも塗って良いです。2枚目のときには、生地を最後に綴る為に、何もつけずに少し空けておいて下さい

一枚目をなるべくきつめに、手間に引っ張りながら向こう側に巻くようにしていく。

巻いたものは、粉を振ったバットの上で休ませておきながら、同様に2枚目を作る。

2枚目も残りのクリームチーズとベーコンを敷いたら、1枚目を丸めたものを乗せて、更に巻いていく。このとき、横の幅を合わせる事を意識しながら、きつめに巻くと良いです。

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
必要に応じて打ち粉をししたりカードを使うとやりやすいです

巻き終わりはしっかり綴じて、再び粉を振ったバットにおいて、ラップをして冷凍庫で15〜20分冷やし固める。

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた

8,成形〜その2〜

時間になったら、筒状を12等分にする。カードで目印をつけておくと良いでしょう。

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
切る前にカードで目安をつけておく

切るのは包丁を使う。包丁で一気に押し切り、切ったらすぐに離す一切れ切る毎に、キッチンペーパーを敷いた天板に乗せていく方法が良いと思います。いびつになっているので、丸く整えます

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
断面にクリームチーズとベーコンがくるくるです!

この時点で、私としては「二次発酵してから、焼いて膨らんだら…くっつくな…」とは思っていましたが、ズボラなのでこのまま続行することにしました〜!

9,二次発酵

上から軽く生地を押して、平らにする。そして二次発酵をオーブンを使ってしていく。35℃で30分程度です。

二次発酵の間にハッシュドポテトの用意をする。ポテトは、市販の感じを意識してスライサーを使いました。

ボールにスライスしたじゃが芋を入れ、水にはさらさずに塩を混ぜておく。暫くすると水がでてくるので、水気をきる

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
じゃが芋は水にさらさず、塩をまぶして出てきた水分もしっかりきる

水気をきったじゃが芋に軽くコショウをし、片栗粉を和えておく。

二次発酵を終えたら、オーブンを180℃に予熱開始する。

10,成形〜その3〜

生地の上にまんべんなくハッシュドポテトのお芋をのせ、さらにその上から溶けるチーズを乗せ、パセリを振る。軽く上から押さえる

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
チーズはお好みで、粒胡椒をかけてもいいかも…

11,焼成

180℃で23〜25分(温度や焼き時間はオーブンによります)、焼いたらできあがり✩

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
ちょっと焼き過ぎて焦げたかな?

思ったよりくっつかずにできました!

クリームチーズがはみ出たものもありました♪

HOKUOのハッシュドポテトクロワッサンを作ってみた
裏面が焼けているとしっかりサクサクです。
真ん中が浮いてしまうと生焼け感になるので注意です。

発酵前と最後に少し押さえておかないと、裏面の真ん中が浮いてしまうことがあります。裏面もサクサクしっかり焼く為に、ちょっとした手間ですが、意識して作ってみて下さい✩

作ってみての感想や改善点

今回は、再現して試してみたのですが、作りやすさも含めてだったので、大きさは本家とは違います。デニッシュ生地とポテトとの対比も、もっとポテトを多くすれば良かった等まだまだ改善点はたくさんありそうです。

でも、確実に美味しかったです♪

冬場やまだ寒さがある時期は、バターがダレにくいのでデニッシュやクロワッサン生地を作るのに適しています。暑くなる前にバターでも作ってみたいですが、クリームチーズで作ったほうがさっぱりなのにコクもあって、夏場でも作りやすいですし、更にお腹に優しそうなので、オススメです!

今回はスライサーを使ってハッシュドポテトを作りましたが、もっとじゃが芋感を出したかったら包丁で切ったり、食感の変化が欲しかったら千切りではなくて粗い微塵切りにしても面白いかもしれません。

今回は粗挽きコショウは乗せませんでしたが、お好きな方は焼く前にもベーコンや粗挽きコショウを追加したり、ガッツリしたかったらマヨネーズをかけても美味しそうです!

“HOKUO”のハッシュドポテトクロワッサンは、大きめなセルクル型を使っていると思われます。だからたくさんのポテトをたくさん乗せて焼いても崩れずに高さが出ているのでしょう。

今回の大きさを参考に、カットした牛乳パックにアルミホイルとクッキングシートを巻いて即席セルクル型を作って、もっとたくさんのポテトを乗せてリベンジしてみたいと考えています。

大きさを本家に近付けたかったら、生地を3等分にして3回巻くのも良いかもしれません。1個が大きい分だけできる個数は減りますが、それでも楽しそうです!

今回の要領で、これからも更に楽しく、その時のリクエストに合わせつつも、懐かしい味の記憶を辿って家族でアイデアを出し合ったりしながら作っていけたら…と思っています。

〜追記〜

その後、牛乳パックにオーブンペーパーを巻いた即席セルクルで、ジャが芋たっぷりで作ってみました♪

セルクル内で平たく広がって発酵するように、少しラップの上から全体を押しました。

牛乳パックで作ったセルクル型を使って焼いたハッシュドポテトクロワッサン。奥に牛乳パックのセルクルが写っている。
奥にあるのが、牛乳パックの即席セルクルです

予想より高さがでましたが、本家“ハッシュドポテトクロワッサン”により近づいたかとおもいました!

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