私がパンを作る理由 〜自分を守る為に時間や場所を工夫する〜

節約

こんにちは、花うたです♬

最近、週に2回はパンを作っています。新しい興味のあるレシピや、いつものパンに新しいアレンジをしたり…。勿論、安心したいつものパンも作ります。

基本的には、9つ分に作って、ひとつはその場にいるメンバーで(夕飯には私の母も頻繁に来るので)出来たての味見♡ 4人家族なので、後の8個は、4つを次の日の朝ごはん、残りの4つを冷凍して後日の朝ごはんにします。次の日の朝に余裕がある場合は、夜に仕込んで冷蔵庫で低温発酵し、朝に焼く事もあります。

家用のパンの場合は、新しいレシピやアレンジをして、味見の楽しみも忘れません。また、ちょっとオシャレなパンを作って(遊びに来てくれた子供の)お友達にお裾分けをする場合もあります。

手作りデニッシュの朝ごはん
カップケーキ型を使ったデニッシュ(朝食)

今までは、時々気が向いたら作ったり、気を紛らわす為に作っていたものを、何故増やしたのか…。それには理由があります。

今回は、私が最近パンを作る理由や、パン作りに対する考え方等をお伝えできたらと思います。

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私がパン作りをしているメリット

「見えない家事」とかよく耳にしますが、本当に主婦の仕事はエンドレスで、しかもやってもやっても報酬はありません。とはいえ、うまく頼れなかったり、上手に家族で分担する事ができない事ばかり。それを誰かに文句を言ったところでどうなる訳でもなく…。

パン作りをする事で、適度に未来を見据えた状態(どんなパンにして、どんな出来になるのか、いつ食べるのか…そんなレベルですけれど)を作ったりして、なかなか存在価値さえ見出しづらい、“主婦”という自分の自己肯定感を高めたりしていけるキッカケを作ろうと思うのです。

極簡単に一言でうと、“気持ちのバランスを保つ”為に、ホームベーカリーがあるというのにわざわざ手捏ねパン作りをしているのですが、そこで出てくるメリットもあるので、具体的に例を挙げていきますね。

子供との距離をとる

主婦にとって、長期休み中や思春期の子供と距離を取りたい場合、キッチンに立つ事もひとつの手段だと思います。

パン作りは、ひとつひとつの工程にはそれ程時間は掛からないものが多く、その割には数十分おきに捏ねたり成形したり、適度にキッチンに籠もる事も可能なのです。

嫌な事や疲れる事があったりした後のクールダウンしたい時や、一人時間の確保、ついつい割り込んでしまう兄弟喧嘩なども…、少し距離を置いて冷静に判断できる様になる、そんな機会として使えるので、良いとも思います。

更に言えば、子供達も私一人で作る場合には深入りしないでくれますし、私にとっても子供達にとっても嫌なイメージにはなりません。堂々と「今パンを作っているから」となれば、楽しみな美味しい未来が来るのですから、後ろめたさを感じずに、作っている私自身もポジティブな心持ちになっていけるので、助かります。

手作りパン、チーズたっぷりチーズクッペ
中にも外にもチーズたっぷりのチーズクッペ

創作意欲や溜め込んだ頭を整理する

私はこんなところで言うのも何ですが、HSPです。更に言うと、共感性羞恥や共感覚という感覚もあります。私としては初めからこの感覚で生きてきて、当たり前だと思っていましたが、実際には他の方とは違うんだ…と感じて…。それでも変われる訳ではなく、共感してもらえる人も少ないです。そして、知ってしまったが故に、自分にガッカリガックリ疲れてしまう事もあります。

そんな私は、何か予定があるとなると緊張してしまったり、ひとつの事柄から色々とくみ取ってしまったり、その分の頭の処理も時間が掛かるのかもしれません。それと同時に、物理的にも、準備や当日の用意からその後の後片付けや後始末があります。心休まる時が欲しくても、なかなか難しいです。

そして私、…休む事自体が苦手なんです。

そんなクタクタな中でも、三食の食事は作らなければなりませんし、掃除はともかく洗濯はしなければなりません。

それに加えて、私は子供の頃からずっと音楽(楽器全般や声楽)・絵を描く・編物・裁縫・日曜大工・栽培・飼育…常に色々な事をしていたので、何か物作りをしていないと「役に立っていない」様な気持ちになりがちです。ワガママですが、家事では補えない何かがそこにあるのだと思います。

食事作りは正直なところ気が滅入る場合もありますが、パン作りに対しては、別に作らなくても足りていれば充分ですし、お菓子作りみたいに少しでもモチベーションの上がるレシピを選べば「楽しもう」と思えます。甘い物も塩っぱい物も選べますし。そして、お菓子作りみたいに「食べる対象者がいないと責任をとって自分のお腹が…」という厳しい事もありません

ハロウィンのガイコツパン、カボチャ餡入りウールロールパン
カボチャ餡入りのウールロールパン

捏ねる作業のある時は、それに集中して(パン生地を育てる様に扱う気分で)その中でも浮かんできた考え事は少しずつ前向きに頭の引き出しにしまっている感じです。生地作りに慣れてくると、考え事をしながら…みたいなスタンスで向き合えるのと、ずっと捏ね捏ねしている訳ではないので、次の工程に移ると同時に考え事の気持ち切り替えもできたりします。

その時その時の生地の状態で配合を調節したり、前回とここを変えたらどうなるのか?と考えてみたり…。捏ねながら、外の天気を感じてみたり…。夏は熱いと感じていたオーブンが秋になって温かくて良いなぁと感じたり…。感覚が強い自分なりに、パン作りの時はリラックスできて、それを長所と捉えながら作業ができます。

発酵して膨らんでくれた生地を確認するのは、ちょっとした達成感が程よくメンタルケアをしてくれます。

生地にカボチャを練り込んだフワフワちぎりパン
生地にカボチャを練り込んだフワフワちぎりパン

ちょっとずつ知識も増えていく

誰にも話せない憂鬱な気持ち、気持ちの吐け口がない状態、それを発散するまでとはいかずとも、パン作りの工夫や道具やコツなどをネットのブログやらYou Tubeのレシピ動画から学ぶ事も多々あります!

吐け口ではなくまた情報が入ってくるわけですが、頭の別の部分を使っている分だけ発散にはなるのかな…と思っています。それに、パン作りの知識はパン作りだけに留めずに色々な場面で応用していけるのかもしれない♪と楽しめるだけでも、ありがたい事だと思います。

めちゃくちゃミニサイズで作った一口メロンパン
めちゃくちゃミニサイズで作った一口メロンパン

タイトな時間を作って、気乗りしない家事をする

ここは、少し大切にお伝えしたいところです。

私だけでなく、家の事を何かしらやらねばならない事があっても、手を付けられない…手をつけ出せないでいる…そんな人ってたくさんいるんじゃないかな…と思います。「腰が重い」というやつです。

家事ではなくて、宿題や課題、誰にだって「やらなくてはいけなくて、目の前にあるけど、今は手を付けたくない」という気持ち、あると思います。

そんな時に、私はパン作りをする事により、生地を休ませたり発酵させたり焼いたりする20分なり30分なりの限られた時間の中ならば「この間にはこれをしておこうかな」と前向きに取り組みやすいのです。

本来嫌な事でも前向きに取り組めたり、時間的に限りがあるので、はかどりやすいです!

しかも、そのやっていた事の途中で、パンのタイマーで呼ばれてしまったとしても、多少の時間ならパンも待ってくれます。逆に、やるべき事が途中であっても「パンが呼んでるから、今はここまででいっか!」と、罪悪感なく抜け出せます

この、時間をタイトにして、物事はかどらせる(本当にはかどっているのかな?)方法は、主婦の私が、家で過ごしやすい気持ちにさせてくれています。

百均のアルミケースを使って、一人ずつ食パン
一人ずつ食パン

“うっかりペネロペ”の『クッキーを焼こう』というお話しで、お友達とクッキーを作る事になり、焼いている間に「何をする?」とペネロペが尋ねると、お母さんが「焼いている間にお片付けをしてしまいましょう!そうしたら焼けた時に気分が良いでしょ?」と言う場面があります。

これは子供達に対して投げかけているだけでなく、大人にとっても心に響きますし、充分通用します!

溜め込んでしまうと気が重くなる洗濯物の山も、「パンの発酵時間内にやってしまえば、気分良いよね」みたいな感じで動くと、動きやすいですし、こなせたら達成感と自己肯定感が高められます✩

罪悪感を感じずに取り組める

上にも書いたのですが、お菓子作りも楽しいですし、創作意欲を持て余している私にとっては「やりたい事!」となるのですが…。やはりお菓子の場合は、それなりに見た目などの出来栄えもこだわりたくなりますし、まとまった時間も必要になります。材料も費用が掛かる割に扱いは『おやつ』です。そこは主婦として、お菓子作りばかりをそうやすやすと作れない部分があります。

それと引き換え、パンだと『食事』という扱いになります!出来栄えは自己満足でありながらも、必要である食事を作っているならば、罪悪感は減ります。それに、材料さえあればパンを買わずに済む訳ですから、材料を余らせたり消費期限が切れて捨てたりずに済むレシピを選んでいけば、気分も上がります!

デニッシュ等の菓子パン系を作る場合も、出来栄えは程々に、自分さえ納得していれば良いんです。発酵してくれた生地が可愛いので、多少の歪みは許せちゃいます♡ 本当に、つまるところ自己満足なんですけどね…

アーモンドクリームを挟み込んだデニッシュ風パン
アーモンドクリームを挟み込んだデニッシュ風パン

家族にとってのメリット

私にだけメリットがあっても、家族に良くないのなら続きません。家族のメリットも考えた上で、私のメリットにもなると捉えています。

経済的にも気分的にもお得(にする)

正直、ここは、材料費を低コストにした場合であって、とても高級な素材を使ったら、経済的にお得になるとは限らないので、ご承知おき下さい。

強力粉(薄力粉)も1kg200円程度のものを使っています。砂糖も塩も常備のものを。ドライイーストは一度買えばかなり何回も作れます!牛乳やバターは使わないレシピもありますし、常備品なので多用しなければ微々たるものです。意外とパン作りって自由でハードル低いんです!

チーズ等を使うなら、その時に冷蔵庫にあるものを使えば良いんです(なるべく安い時に安い物を買ってありますので)。足りなければ買い足しても良いですが、家にあるもので足らしたり他の物で代用すると「我が家のアレンジ♪」という気分的な満足も得られます。

「少量のカスタードクリーム(餡など)が必要で作ったけれど、余ってしまった…」そんな場合も、冷凍庫で眠らせたままでなくパンにしてしまえば、とてもお得感ありますよね。そして、自分にもそんなパンがつくれるんだ♪という気持ちと、それを家族に食べてもらえた嬉しさもあります♡

 

チーズフランス(カスタードパン)
チーズフランス(奥はカスタードパン)

できたての物を食す

これは、日本の四季に合わせて旬の物を食すのと同じ感覚でもあります。焼き立てほやほやのパンと次の日のパンの味の違いを知ってもらえたら、それだけでも良いのです。

できたての物を食せることはありがたい♡」と思ったり、お菓子は1日寝かした方が味が馴染んで美味しくなる事も知ったり。自分も作ってみたいな…とか、こんな物が食べてみたいな…とか、食について考えたりするキッカケになるのは、大人にも子供にも食育となります。

キタアカリとチーズがたっぷり入ったジャガパン
キタアカリとチーズがたっぷり入ったジャガパン

中身にもよりますが、基本的に手作りパンは添加物不使用です。買って食べるパンもハッキリ言って美味しいです!でも、家で作るパンは同じレシピでも毎回同じ出来とは限りませんから、飽きにくくもあります。新しいアレンジのアイデアも家族から続々と出てきたりして、作り甲斐もあります。

なにはなくても自愛は大事

気分転換は大切です。私はアルコールアレルギーなので、コンビニのティラミスにさえビクビクしていたりして「自分へのご褒美の一杯!」もありませんし、タバコも吸ったことがないので「気分を変えたいし、とりあえず一服!」もありません。さて、何で気分転換を??

今の私にとって、ちょうどパン作りが良い感じにマッチしているのでしょう。極論を言ってしまえばパン作りではなくても良いと思いますが、今はパンを作ってそれを家族と食べる事が生活スタイルを崩さずにできる事なのです。

今の私は、You Tube等で新しいレシピをご紹介する様な環境や機材や時間的余裕もありませんし、パンやお菓子教室を開いたり手作りパンを販売する様な事は資格がないのでできません。でも、それができてしまったら…返ってきっと責任感で潰れてしまうのだと思います。

今はこうして、家族の為にパンを焼きながら主婦をする!それが私にとってのメンタルバランスをとる手段です✩

簡単な内容なのに、ちょっと重たい話になってしまったかもしれませんね。。

今の私…主婦としての私から、ちょっとした時間使いの工夫や考え方の工夫をお伝えする事が、同じ主婦の方のお役に立ったり、主婦の気持ちを理解してもらうキッカケになれば嬉しいな…と思っています。

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