走行距離も8万キロを超えて、振動や走行音も増えてきたエブリィワゴン。
軽自動車なので仕方がない所もありますが、なるべく車内は高級車みたいに静寂性が高い方が良いです。
エンジンオイル交換もしてみましたが、劇的にはエンジン音は小さくはなってくれませんでした。
僕のエブリィワゴンの車内の静寂性を取り戻そうと考え始めいろいろ調べたところ、どうやらデッドニング施工と言うものがあるらしくカーオーディオの音質向上や静寂性アップ、ロードノイズの低減、エンジンによる車体の振動を抑える効果があり、今の僕のエブリィワゴンにはデッドニング施工が凄く効果が期待できそうです。
なのでエブリィワゴンにデットニングを施す事にしました。
デッドニングとは?
デッドニングとは制振材や消音材、吸音材を車の車体の鉄板部分や、樹脂パーツに貼り付けて振動や音の反射を抑えて快適にドライブできるようにする施工です。
効果としてまとめると
- エンジンや走行時の振動を軽減する
- ロードノイズの軽減
- 風切り音の軽減
- カーオーディオの音質の向上
などがあり、施工目的によって制振材や吸音材を貼るが違う、奥の深いカーチューニングです。
はたして僕みたいな素人がデッドニングをやっても良い効果が出せるかは半信半疑ですけど、You Tubeや個人ブログを参考に施工していきたいと思います。
デッドニングはショップなどに依頼してもやってくれますが、車内の内張りや内装を外す作業を伴うのでかなり高い工賃になってしまいます。
ドア一枚だけでも5000円以上はしてしまうので、割とDIYで人気のカーチューニングになっています。
このデッドニング、いろいろ材料を揃えると、そこそこの金額がかかるらしいので、なるべくお金をかけずに同様の効果が得られるようにがんばってみます。
下準備として内張りや全ての内装を外す
全ての箇所のデッドニングは一度にはできないので、初めにエブリィワゴンの荷台部分から施工していきます。
内張りと床のマットを全部剥ぎ取ってみました。
ブチルテープで貼ってあるビニールも撤去しました。

この状態で走行してみたのですが、タイヤの音、走行風の音、荷台の下にある動力系の色々なパーツの回転する音が直接伝わってくるので凄くうるさくなります。
あんなに薄っぺらい内張りや内装でも、走行中の音をかなり軽減してるんだなと思いました。
なのでデッドニングの効果もかなり期待できます。
全て剥がした後はホコリや汚れが酷かったので、しっかりと清掃したら次に制振材を貼っていく場所を念入りにパーツクリーナーで脱脂していきます。
しっかりと脱脂しないと制振材が後々剥がれてしまう可能性があるので、ここは手を抜かずに作業します。
ボディーの鉄板に制振材を貼り付ける
下の画像の物が振動を抑えてくれる「ヤフオク!」で購入した制振材。

ちゃんとしたメーカーから販売されている制振材はそこそこの値段で売られてるので、僕は「ヤフオク!」で安価な制振材を入手しました。
ズッシリとした重みがあります。
この制振材を、車のボディーの薄っぺらい振動しそうな部分にペタペタ貼っていきます。
制振材は裏が粘着テープになっていて、簡単に貼り付ける事ができます。
貼った後にヘラやローラーなどで出来るだけ圧着すると、より効果が期待できます。

丁度よいヘラやローラーがなかったので、ドライバーの後ろで力いっぱいゴリゴリ押し付けて圧着します。

貼った後に外側からボディーを手で叩くとその違いがよくわかります。
制振材を貼った所は叩いても響かず重い音がします。
これで音の反響と振動を抑えてくれるようです。
サービスホールをアルミシートですべて塞ぐ
車の内張りを剥がすとボディーの鉄板にメンテナンス用の穴が数箇所空いていて、これをサービスホールと呼ぶらしいのですが、デッドニングではこのサービスホールを吸音材や遮音材で塞いでしまいます。
この吸音材や遮音材がなかなか高価なので、100均のアルミシートで塞いでしまいます。

遮音効果はないと思いますが、皆さん塞いているのでとりあえず塞いでみます。

ガムテープなので見た目は悪いですが、内張りで見えなくなるので気にしません。
あとは内張りやフロアマットを元に戻して完成です。
この作業を荷台のサイドの壁2箇所と、ついでにスライドドア2箇所に施工してみました。
全ての作業を終えるのに6時間くらいかかりました。
DIYデッドニングの効果
エンジンをかけてみると、あれだけブルブルしていた車内の振動が半減していたので、かなり驚かされました。
振動が少なくなったおかげで、ビリビリ音やあらゆる所のビビリ音が消えたのだと思います。
デットニング効果はっきり言って絶大です。
まだ運転席と助手席と床は未施工なので、すべて施工した時の効果がとても楽しみでやる気もUPします。
制振材を全て貼り終わったら、更に防音材や吸音材も徐々に貼り付けていきたいと思います。
作業効果が大きいと、車イジりはすごく楽しいです。
続きの運転席フロア、後部座席フロア、荷台フロア編はこちらへ⇩。

コメント