Docomo、au、softbankなど、携帯電話の料金プランがかなり安くなってきました。
どのキャリアも格安SIMに引けを取らないくらい、安くて自分に合ったプランを選べて通信料の節約がしやすくなりました。
しかし格安SIMは使い方によって、まだまだキャリアよりも低料金でスマホを使う事が出来ます。
格安SIMは会社によっては高速通信と低速通信の切り替えスイッチが付いているので、スイッチを利用することでギガの減りを抑えて通信を使うことができるからです。
格安SIMの多くにある機能の低速モードは無制限に近いので、普段スマホを使う通信のほとんどを低速回線で使えば、高速回線のギガを消費する事なくいくらでもスマホを使い続ける事ができるのです。
格安SIMの一番安いプランで契約すればIIJmioなら2GBで850円、mineoなら1GBで1298円で使用する事が出来ます。
低速回線に切り替えられる格安SIMと切り替えられない格安SIMがあるので、契約の際には注意して選ぶ事が必要です。
低速モード切り替えスイッチがある主要な格安SIM会社と低速回線での通信速度
- IIJmio⇨300Kbps
- mineo⇨200Kbps
- OCNモバイルONE⇨200Kbps
- UQモバイル⇨300Kbps
- イオンモバイル⇨200Kbps
低速モード速度が200Kbps〜300Kbpsと各社差がありますが、僕の使っているmineoでの低速回線で出来る事と出来ない事を色々試してみました。
※その後2021年にmineoは「パケット放題Plus」というプランを出しています。僕が契約してみて「パケット放題Plus」を使ってみた記事はこちらへ⇩

mineoの低速モードでいったい何が出来て、何が出来ないのでしょうか?
インターネット通信速度が1ギガなんて当たり前の時代に200Kbpsの速度では不安に思うかもしれません。
格安SIMをこれから契約しようと思っている人の少しでも参考になればと思います。
mineoの低速モード(200Kbps)で出来る事とは
LINEやSNSなどの連絡ツール

スマホは携帯電話なので、まず基本的な連絡ツールのLINEとLINE電話を使ってみました。
テキストとスタンプのみだと全く問題ありませんが、画像を送る時と受け取る時に少し時間が掛かります。
軽い画像の送受信は10秒程度で出来ますが、重い画像や動画の送受信は5分くらいかかってしまう場合もあります。
待てる場合はよいのですが、大きい画像のやり取りには不向きかと思います。
動画の長さにもよりますが、動画を貼り付けて送るとかなりの時間がかかります。
テンポよく相手とやり取りしたい場合はテキスト、絵文字、スタンプのみの送受信にした方がいいと思います。
ここら辺は待てるか待てないかは個人差がありますが、普通のスマホの写真を送受信するのが実用的と言えます。
まったくストレスなく使用出来るのは、テキストと絵文字とスタンプの送受信です。
LINE電話
音質は高速通信のときと変わりませんが音の遅延が多い気がして若干の喋りにくさは感じます。
要件を伝えるだけの会話なら実用的だと思います。
数時間LINE電話でおしゃべりをするような使い方だと、音の遅延が少しストレスになります。
LINEビデオ通話
音声は普通に聞こえるのですが、画像は結構カクつきます。
数話中スムーズに画像が動かなかったり、映らなくなってしまい結構なストレスになるので実用性は低いです。
僕はLINEビデオ通話はほとんど使う事はないと思います。
Yahoo!カーナビ

yahoo!カーナビアプリを開いて最初の地図の読み込みに少し時間がかかりますが、一度周辺の地図を読み込んでしまえば後はスムーズにナビしてくれます。
車で走っている時の画像の読み込みは高速回線よりは遅いですが、走行に対しては間に合っているのでナビ機能として問題なく使えています。
【ドラクエウォーク】などのソーシャルネットゲーム

僕はスマホゲームは「ドラクエウォーク」という位置情報RPGゲームをプレイしているのですが、GPSを使っていていかにも通信量を消費しそうです。
しかし以外にも低速モードの200Kbpsでも全く問題なくプレイする事が出来ます。
ゲーム内の大きいアップデートの時に少し時間がかかりますが、普通にプレイする分にはストレスは感じられません。
高速通信だと制限があるので、長時間のゲームは通信量を消費しそうという理由でプレイを諦めていませんか?
あきらめる必要はありません、200Kbpsでもソシャゲーは出来るんです!
【Word Press】のブログの編集

Word Pressのスマホアプリでの編集
僕のこのブログはWord pressというツールを使って作成しているのですが、テキストの編集はスマホのWord pressアプリで編集しています。
Word Pressのスマホアプリ自体はまったく問題なく動くのでとても便利です。
テキストの編集はインターネット通信が必要なのでスマホアプリで編集出来るのはとても便利です。
画像の編集は200Kbpsの速度だと少し時間が掛かるので、自宅などWi-Fi環境のあるところで行います。
Word Pressスマホアプリを使えばブログなどの編集も問題なく200Kbpsの低速回線でする事が出来ます。
ノートPCへデザリングして編集
ブログの細かい編集はPCでしか出来ない事もあるので、Wi-Fi環境のない出先ではスマホでノートPCにデザリングをして編集しています。
200KbpsでPCにデザリングなんて使えないと思いますが、実は意外と使えます。
プレビューを開く時に若干時間が掛かりますが待てない程の時間ではないです。
200Kbpsの低速モードのテザリングでノートパソコンのWord Pressを動かす事は可能ですが、パソコンの動作全体が重くなるので多少のストレスになります。
Wi-Fi環境のない所でもノートPCを使えるのはすごくありがたいですが、スマホのアプリの方がストレスなく編集出来るのでいざと言うとき以外は使っていません。
【PayPay】などの電子マネー

近年、キャッシュレス化が進んできました。
多くのサービスが普及してきて、たくさんのお店やネットショップで使えるようになってきました。
皆さんも何かしらの電子マネー決済を、1つ以上は使っているのではないでしょうか。
そんな電子マネー、格安スマホの200Kbpsで使えるの?
と不安に思うかもしれません。
僕は電子マネーサービスはPayPayとメルペイをよく使っているのですが、どちらも問題なく使えます。
アプリを開くのは高速通信よりも若干遅いですが、ストレスになるほどではなくスムーズに決済できます。
低速通信200Kbpsの速度で出来ない事
【YouTube】などの動画視聴

You Tube動画の読み込みに時間が掛かり、まともに視聴する事は出来ません。
動画がたまに動いてすぐに止まるの繰り返しになってしまいます。
まともに動画が観れるには1メガ以上の速度が必要なので、200Kbpsで視聴する事は不可能かと思います。
低速回線での動画は諦めてWi-Fi環境で試聴しています。
まとめ
通信速度200Kbpsだと通信速度が遅くて何も出来ないというイメージですが、決してそんなことはありません。
結局はその人なりの使い方次第なのですが、動画視聴だけWi-Fiでと割り切ればほとんどの事が200Kbpsで可能なのです。
言えることは、動画視聴は間違いなく出来ません。
僕は1か月間ずっと低速モードで高速通信を全く使わずに過ごす事も多いですし、むしろ高速通信にすることはめったにありません。
外出先で動画視聴をする事は全くないからです。
僕自身TwitterなどのSNS・ウェブ検索・Word Pressでのブログ編集・電子マネー・Yahoo!カーナビ・ソシャゲーなど、あらゆら事を200Kbpsの低速モードで問題なく使い倒しています。
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