みなさんは車のエンジンオイルの交換は自分でやっていますか?ディーラーやショップに任せていますか?
今回は整備士でもない僕がエブリィワゴンをDIYでオイル交換する時のアイテム9つを紹介しながら、オイル交換を実地していきたいと思います。

平成12年式エブリィワゴンで走行距離8万kmと結構古い車なので、マメにオイル交換はしなければなりません。
こちらはエブリィワゴンにモリドライブというエンジンオイルを入れてみた記事です⇩。

エブリィワゴンのオイルを交換してみました
さっそく作業順に9個のアイテムを紹介していきます。
車の下に入るために車体を持ち上げる【ジャッキ】
「ジャッキ」は車の下に潜る為に車を持ち上げる工具で、「パンタグラフ」とも呼ばれたりします。
ほとんどの車に車載工具として積まれているので、購入する必要はありません。
この車載工具の「ジャッキ」は何処に積まれているかも分からない人がいると思うので、いざと言うときの為に確認しておいた方がいいです。
エブリィワゴンの場合、ボンネットを開けた正面にジャッキが収納されてます。


パンクした時にスペアタイヤに交換する時に使います。
車の下に潜る時は【ダンボール】を敷いて体が汚れないようにする
単純にそのまま車の下に潜ると汚れてしまう為です。
ジャッキで車を持ち上げたらジャッキが倒れてしまって潜ってる自分が挟まれないように、スペアタイヤなどを車体の下に置いておくと安心です。


僕の場合はスペアタイヤを外すのが面倒なので、前輪を外して車の下に置きました。
次にオイル交換をする前にエンジンを5分程度かけてオイルを少し暖めておき、オイルの粘度を少し柔らかくしてオイルが抜けやすくしておきます。
長時間走行した後にエンジンオイルを交換するとオイルが熱くなりすぎて火傷の危険性があるので、ほんのり温まる程度にエンジンをかけておきます。
古いオイルの受け皿や廃油の処理には【ポイパック】がバツグンに便利!


この「ポイパック」は抜いた古いオイルを受け取る物で、中にはオイルを吸収する素材の物が入っています。
廃油を染み込ませて封をしてしまえば、そのまま普通ごみに捨てられるという超優れものです。
オイル交換したあとの廃油を捨てる所に困るなんて事はありません。
もはやこの「ポイパック」はDIYでオイル交換する時の必需品になっています。
ダンボールを地面に敷いてオイルパンを探します。
オイルパンは黒い湯たんぽみたいな物にボルトが刺さった様な感じの物で、大抵の車はエンジンの下にあります。


そしてドレンボルトの下に先程の「ポイパック」を置いて、抜けたオイルをキャッチ出来る様にします。
オイルのドレンボルトは【メガネレンチ】を使って外します
ドレンボルトを抜くとオイルが吹き出てくるので、地面にこぼさないようにする為にはポイパックを置く場所が重要です。
車種によってオイルの量が違うので、ポイパックの容量が足りるのかを確認しておきます。
エブリィワゴンのように軽自動車のオイル量は3.5l程なので、ポイパックの容量は4.5l用にしました。
オイルフィルターを外すのに必要な【オイルフィルターレンチ】
オイルフィルターレンチはamazonなどでも販売しているので、自分の車種に適合する物を事前に調べて購入しておきましょう。
次にオイルフィルターを探します。
下の写真の黒い筒状の物がオイルフィルターです。
オイルエレメントとも呼ばれています。


オイルフィルターはボロ布にくるんで力いっぱい左に回すとくるくる回って外れますが、固くなって外れない事があるので、オイルフィルターレンチを使います。
オイルフィルターを外してもエンジンオイルがたれてくるので、先ほど使ったポイパックでドレンボルトと同じ様にキャッチします。
オイル交換2回に一度は交換の必要がある【オイルフィルター】
取付の際オイルフィルターにはゴムのOリングが付いているので、張り付き防止のためにOリングに新品のエンジンオイルを塗っておきます。
オイルフィルターを取り付けたら、車体に着いてしまったりこぼれてしまったオイルをパーツクリーナーなどでキレイに拭き取ります。
オイル漏れの心配を無くすために必要な新品【ドレンボルトのパッキン】
ドレンボルトのパッキンは傷んでなければ再利用する事ができますが、オイル漏れが心配になるので出来れば新品に交換してドレンボルトを締めます。
これで車の下の作業は終わりなので、ジャッキを下ろしエンジンルームを開きます。
コレがなければ始まらない肝心な【エンジンオイル】


エンジンルームを開くとフィラーキャップというオイルの注ぎ口がありますので、フィラーキャップを開けてエンジンオイルをオイルジョッキで注ぎます。
今回選んだエンジンオイルはモノタロウというネットショップで購入しました。


4リットルで1700円程度なので安価なエンジンオイルです。
そしてフィラーキャップを開けて新品のエンジンオイルを注いでいくのですが、この道具がないとこぼさずに綺麗にエンジンにオイルを入れる事ができません。
エンジンオイルは【オイルジョッキ】がないと注ぎ辛いです


この時に急いで一気に注ぐとオイルが溢れ出てしまうので必ずゆっくり注ぎましょう。


オイルを入れたらしっかりとフィラーキャップを締めてエンジンを3分程アイドリングし、エンジンを止めて5分程たちましたらオイルレベルゲージでオイルの量を確認します。
この時オイルが少なければ、エンジンオイルを注ぎ足します。
最後にもう一度エンジンを掛けている状態で車の下を覗き込み、ライトで照らしてドレンボルトとエレメントからオイル漏れがないかしっかり確認しておきます。
これでオイル交換は終了。
DIYオイル交換のまとめ
どのアイテムもホームセンターやamazonで安価で手に入る物なので揃えて置くとスムーズにオイル交換ができます。。
- ジャッキ
- 大きめのダンボール1枚
- メガネレンチ
- ポイパック
- オイルフィルター
- オイルフィルターレンチ
- エンジンオイル
- ドレンボルトのパッキン
- オイルジョッキ
以上が整備士ではない僕がオイル交換をする時に使うアイテム9つです。
オイル交換時に必ず廃油がでてしまう為にショップやディーラーに頼んでやってもらう人が多いと思いますが、ポイパックがあると廃油処理に困らないので、自分でオイル交換するのにとても安心です。
アイテムさえ揃えておけばオイル交換は自分で行っても30分も掛からずに終わります。
オイル交換は車のメンテナンスに欠かせない上に、DIY整備の入門として最適な作業なので皆さんもアイテムを揃えて挑戦してみてはいかがでしょうか。
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